新年度を迎えたばかりではあるが、SNSでは「新入社員が辞めた」という投稿が早くも散見される。実は、筆者も10年近く前に新卒入社してから3か月で辞めた“早期退職組”。なぜ早々に退職したのか、今回はその経緯を振り返ってみたい。
◆手に職をつける必要性を感じていた

初任給は額面で15万円、次の給与は同じく額面で20万円ほど。当然ながら手元に残るお金はかなり少ない。1人のワーキングプアの出来上がりである。「フリーターのほうが稼げるじゃん」と思ったことがキッカケの1つである。