21日午後2時45分頃、東京都墨田区吾妻橋の首都高速道路の高架から、橋桁の側面を覆っている金属製のパネル1枚(縦29センチ、横10センチ、重さ140グラム)が約10メートル下の遊歩道に落下し、歩いていた男性にぶつかった。
男性は頭を切るけがを負った。
首都高速道路会社の発表によると、パネルは1990年に景観向上のため高架に設置され、今年1月から撤去工事が行われていた。落下当時は作業は行われていなかったという。同社は22日午後までに付近の緊急点検を実施し、ほかに異常は見つからなかったという。
現場は隅田川沿いにある遊歩道で、21日は付近でイベントが開かれていた。パネルの落下は、イベント主催者から同社に連絡があったという。