小林製薬の紅麹原料を含むサプリメントが原因とみられる健康被害が相次いでいる問題で、厚生労働省らは先ほど、和歌山県の工場への立ち入り検査を始めました。
【映像】立ち入り検査を始める厚生労働省ら
午前9時半時ごろ、厚生労働省と和歌山県は、和歌山県内にある小林製薬の工場に立ち入り検査を開始しました。検査は食品衛生法に基づくものです。
紅麹をめぐっては、一部の原料やサプリから青カビが発生する「プベルル酸」が確認されたと小林製薬が厚労省に報告していました。ただ、健康被害の原因が「プベルル酸」によるものかはわかっていません。
厚労省は30日も小林製薬が2023年12月に閉鎖した大阪の工場に立ち入り検査を行っていて、原因究明の手がかりになる資料がないか、製造工程などを入念に検査する方針です。(ANNニュース)