小林製薬の紅麹を使ったサプリメントで健康被害がでている問題をめぐり、行政への報告が遅れたことなどについて、財界トップが「大変まずいこと」と苦言を呈しました。
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経済同友会・新浪剛史代表幹事は「(対応が)遅れたことは大変まずいことだ。消費者がいるのだから早め早めの対応をすべきだった」と述べ、小林製薬が行政に報告するまで最初の症例の連絡があってから2カ月あまり経っていたことについて、会社がもっと早く開示していれば、早期に調査を進めることができたなどと指摘しました。
さらに、健康被害の原因の特定が最も重要だとした上で、会社として対応が遅れた経緯などの問題点を明らかにすべきと述べました。(ANNニュース)