千葉県富津市のマザー牧場で、ヒツジの出産シーズンを迎えている。
今年は、22日から29日朝までに生まれた11匹全てが、黒い顔が特徴の品種「サフォーク」。担当者は「個体数が少ないサフォークの子ばかり続くのは珍しい」と話す。
ヒツジの親子が過ごす「赤ちゃん羊成長館」では、多くの来場者が母親に甘える赤ちゃんの様子をスマートフォンで撮影していた。東京都世田谷区の看護師の女性(23)は、「初めて来たら、生まれたばかりのヒツジに会えた」と笑顔を見せていた。
牧場では約500匹のヒツジを飼育している。3月末までに、白い毛色のコリデール種を含めて約20匹が誕生する見込みだという。