けさ発生した地震をめぐり、実際には震度1だったにもかかわらず、“震度5強が観測された”と誤った情報が東京・三鷹市内の防災無線で流れたことについて、三鷹市は機器の設定ミスが原因だったと明らかにしました。
きょう午前5時43分ごろ、埼玉県と千葉県で最大震度4の揺れを観測するやや強い地震がありました。
東京・三鷹市では実際には震度1でしたが、“震度5強が観測された”という誤った情報が防災無線で3回流されました。
三鷹市によりますと、防災無線は市内の震度計と連動し、震度5弱以上で自動的に作動するシステムで、市が原因を調査したところ、2月上旬に震度計を新しい機器に更新した際に設定ミスをしていたことが分かったということです。
すでに修正を行い、正しく動作することが確認できているということで、河村孝市長は「早朝の誤放送により、市民の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」とコメントしています。