「妻には2、3杯飲んで帰ると伝えてある」
【写真】飲んでも飲んでも、なかなか減りませんよ!
とX(旧Twitter)に投稿した山椒さん(@neo_san_sho3)。その時に飲んだというビールの写真に、たくさんの驚きの声があがりました。
まず、注目すべきは容器の形。細長く、目盛りがついていて、まるで理科の実験で使うメスシリンダーのような形状。さらに驚きなのは、その大きさです。写真内の風景と比べても明らかに大きく、容器の目盛りを見てみると、いちばん上が「1000」となっています。即ち、1000ミリリットル=1リットルもの量が、あるということですね。
意外な形状の超巨大ビール。「2、3杯飲んで帰る」という山椒さんですが、あまりの酒豪ぶりに驚きです。もしや、この量を2、3杯飲むワケじゃないですよね…!?
そんな山椒さんの投稿のリプ欄にも、たくさんの反響がありました。
「嘘はついてない!(笑)」「こ、このジョッキ?で2、3杯…」「その場合は1杯でやめときなよ!笑」「どうやって飲むのか知りたい」
なお、「どうやって飲むの?」という質問に対して、山椒さんは「人の邪魔にならない方向に少しずつ傾けまして…」と回答。なんと直接容器から飲んだとのことで、飲み方も豪快です(笑)。
ちなみに、山椒さんによると、2杯目はビールではなく普通の量のハイボールに変更、長居はせず1時間くらいでサクッと飲んで帰ったとのこと。帰宅後も、奥さんに「スーパーに買い物行ってきて」とおつかいを頼まれるなど、普段とさほど変わらない様子だったといいます。
このビール、実は、全国展開する大手英国風パブチェーン店“HUB”が提供している、「1リットルタワービア」というメニューとのこと。同店の運営会社・広報担当の河野さんにお話をうかがいました。
この1リットルタワービアは「長らく皆さんに楽しんでいただいている商品」だという河野さん。なんでも、河野さん自身、同社に入社して約15年になるそうですが、それより以前から本メニューはあったとのこと。
しかし、昔から存在しているメニューゆえ、その誕生の経緯については河野さんにも分からないそうです。その分、息の長い名物メニューであることがうかがえますね。
また、河野さんによると、今回Xでこの1リットルタワービアが注目を集めたことを受け、同店のX公式アカウントの担当者も「皆さんに楽しんでいただけて嬉しい」と、喜びのコメントを投稿されているとのことです。
この1リットルタワービアを実際に店で飲んでみました。山椒さんはX内で「直に飲む」とコメントされていましたが、注文時に店員さんが「グラスお付けしますか?」と聞いてくださいました。
渡されたビールを見て、その大きさに改めて驚きです。1杯分グラスに入れてもまだまだ量はたっぷり。ビール好きにはたまりません。
また、レジで後ろに並んでいた外国人客がこのビールを見て驚いた声をあげていたり、帰りのエレベーターで一緒になった他の客から、「例のビール飲んでいましたね」と声をかけられたり、といった場面もありました。
やはり容器の形状や大きさから、興味をもたれやすいようです。皆で楽しく飲むのに向いたビールといえますね。今回、筆者は一人で店を訪れたのですが、元来パブとは皆で楽しみ合う場所。今度は友人たちと同店にお邪魔して、この1リットルタワービアを楽しみたいと思います。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))