新潟市で6日午後、作業所で作業していた会社員の男性(50)が倒れてきた鉄枠に衝突する事故がありました。男性は救急搬送され意識不明の重体となっていましたが、その後、死亡が確認されました。死因は外傷性窒息死でした。警察によりますと事故があったのは新潟市北区松栄町の小島塗装工業の作業所で、死亡が確認されたのは小島塗装工業の従業員、前田紀彦さん(50)です。6日午後5時前、前田さんは塗装作業の準備をしようと横になっていた重さ1.8トンの鉄枠(縦3メートル、横3メートル、奥行き1メートル)をクレーンを使って立てるため作業していたところ、クレーンと鉄枠をつないだ布製ロープが切れて、倒れてきた鉄枠が前田さんの体にぶつかりました。作業は2人で行っていて前田さんは地上で作業していたということです。作業所から119番通報があり救急隊が駆け付け前田さんを搬送しましたが、その後死亡が確認されました。警察が事故の原因について調べています。(6日午後11時10分更新)