東京にもようやく本格的な春の訪れです。気象庁は29日午後2時頃、「東京の桜が開花した」と発表しました。
午後2時ごろ、東京・千代田区の靖国神社を東京管区気象台の職員が訪れて桜の標本木の観測を行い、咲いている花の数が発表基準の「5、6輪以上」を満たしているかどうかを確認しました。
東京管区気象台地上気象観測班小林與朗班長「11輪を確認できたので、きょうが東京の桜の開花日」
東京の桜の開花は、統計史上最も早い記録に並んだ去年と比べ15日、平年と比べても5日遅い開花で、2013年以降で最も遅い開花となりました。
今年の開花が遅れた理由について、気象台は、3月に入ってから気温の低い日や曇り、雨の日が多かったことを挙げています。