〈「彼の死が無駄になってしまう」海保イジメ自殺 遺体の第一発見者が大甘処分に怒りの告発!〉から続く
昨年末、海上保安庁は第11管区海上保安本部に所属する巡視船「ひさまつ」の乗組員だった佐藤創さん(仮名・20)が船内で自殺していたことを発表。自殺の原因が巡視船内で繰り返されていたパワハラだったことを明かし、パワハラを行っていたとして先輩乗組員2名を懲戒処分にしたこともあわせて公表した。
【独自】「佐藤のズボンが海に投げ捨てられた…」海上保安庁巡視船「ひさまつ」壮絶イジメの決定的瞬間
巡視船ひさまつ(海保HPより)
この海保の発表に対して憤るのは「ひさまつ」の元乗組員A氏である。A氏は自殺した佐藤さんの遺体の第一発見者であり、船内で繰り返された壮絶なイジメの実態を「週刊文春」2月8日発売号で告発した(記事はこちら)。
今回、「週刊文春」はあらためてA氏に取材し、イジメの瞬間を捉えた巡視船内の記録映像を入手した。そこには処分を受けた人物が、船の上から佐藤さんの衣類を海に放り投げる様子が映っていた–。

現在配信中の「週刊文春電子版」では、佐藤さんが自殺という選択に追いやられる決定的な原因となったイジメ動画を公開している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル)