大手住宅メーカー・タマホームの展示場を訪れた人がSNSに写真を投稿。その写真とタマホームの対応が物議を醸す事態になっている。
【写真】内壁からビスが飛び出して…削除されたタマホーム・モデルルームの“施行ミス”
投稿によると、1月27日にタマホームのモデルルームを訪れたところ、飛び出しているビスを発見し、その様子を写真付きでX(旧Twitter)にアップ。
これを見たタマホームから投稿者に対して、“該当のビスは確認できなかったから削除してほしい”と連絡があったそう。その連絡を受けた投稿者は、
《嘘でこんなポストしないやろ》
と、当該の投稿を削除せずにいるとタマホームから今度は“ビスを確認できた”とビスの存在を認めたうえで、投稿の削除をお願いしてきたようだ。
それでも問題の投稿が削除されず、業を煮やしたのか、タマホームの関係者が投稿者の家を直接訪問。
「無許可で撮影されているので、消してほしい」
といった旨のことを言われたが、投稿者は展示場で“妻に見せるので撮ります”とあらかじめスタッフに許可を取り、スタッフの目の前で撮影したと反論し、ドロ沼状態に。
また、投稿者の自宅に訪れたタマホーム側の人物は本名を名乗らず、名刺も出さず、自宅の住所は、展示場でのアンケートを見て訪ねてきたという。
最終的に、発端となった“ビス投稿”は削除されたものの、すでにネット上では拡散。Xでは“タマホーム”がトレンドに入るなど“炎上”してしまった。
「投稿者はビスの写真について、当初事実ではないとタマホームが主張したことや、展示場でのアンケートに記入した個人情報を利用していきなり自宅に訪問されたり、タマホームの従業員が許可なく自宅の敷地に入ったことに怒っているようでした」(スポーツ紙記者)
この投稿が拡散されるとSNSでは、
《個人情報の扱い方もかなりまずい。発見してくれた感謝を伝えればいい会社と印象付けられたのに》
《このご時世に個人情報管理ガバガバで守る気ない会社》
といった声が上がった一方で、
《SNSに晒す必要無いやん》
《大した事ないビス露出を、店側に伝えるでもなくわざわざSNSに投稿する意味って何》
といった意見もあり、双方の対応に賛否両論が巻き起こっている。
この一連の事態について、タマホームに確認したところ、
「SNSでの投稿は把握しておりますが、現在、事実確認中でコメントはできないです。質問についても一度受け付けますが、回答が可能かどうかも現時点ではお答えできないです」
とのこと。その後、改めて質問状を送るも返答はなかった。
家に関わるのであれば、だれもが“ハッピーライフ”を送れるように努めてほしいものだ。