「私は岩田樹亜です。今は姉と喧嘩しているので連絡が取れません」
73歳の吉野千鶴被告は、実在しない40代の妹になりすますために2022年、うその戸籍を作った罪などに問われている。逮捕当初、自分は妹だと主張していた吉野被告の初公判が行われた。
【映像】なりすました女性が裁判で語ったこと
上下グレーのスウェットで、髪の左側だけをヘアゴムで結んだ姿で出廷した吉野被告。架空の妹になりますまし、戸籍を取得したことなどを認めた。
「ババアと言われた。若くなりたい」
検察側は冒頭陳述で、吉野被告が「職場で年齢を揶揄された」などと夫に漏らしていて、「48歳として働けばからかわれない」と考えたことなどが犯行の動機と指摘した。(『ABEMAヒルズ』より)