北海道函館市の戸井漁港周辺に大量の魚の骨やうろこが打ち上げられ、海岸を真っ白に埋め尽くしている。
同所で昨年12月にイワシなどが大量に打ち上げられており、市が回収しきれず海中に漂っていた死骸が分解され、打ち寄せたとみられる。
市職員が1月4日に海岸に骨などが打ち上げられているのを確認。同月下旬には一面、雪が積もったようになった。昨年12月7日に約1100トンの魚が打ち上げられ、市は海岸に漂着した約600トンを回収したが、残りが分解され、打ち寄せたとみられる。江差町やせたな町でも魚が打ち上げられた。
函館水産試験場は「鯨類などに追われ、過密状態になることで酸欠になったか、群れが南下する途中、低水温帯に迷い込み衰弱死したかのどちらかでは」とみている。市によると、現場は漂着物がたまりやすい地形という。肉片や腐敗臭はなく、現時点で漁業被害は確認されていないという。