東京都は26日、千代田区のパレスホテルで従業員食堂を利用したホテル従業員ら101人が食中毒を発症したと発表した。
いずれも軽症で、回復に向かっているという。
都とホテルによると、発症したのは、19~20日に食堂を利用した19~63歳の男女。下痢や嘔吐(おうと)、発熱などの症状を訴え、複数人からノロウイルスが検出された。
千代田区は26日、給食会社「エームサービス」(港区)が運営するこの食堂を3日間の営業停止処分とした。ホテルは発症した従業員が移動したエリアを消毒し、通常通り営業を続ける。