椙山女学園大付属小(名古屋市千種区)で、今年9月、5年生の女子児童がいじめを訴える内容を書いて提出していた日記に対し、教諭が「花丸」をつけて返却していたことがわかった。
学校側は「不適切だった」としている。
相川保敏校長は取材に対し、「担当の教諭は『見ました』という意味で花丸をつけていたが、内容を考えると適切ではなかったと思う。どうすべきだったかを今後考えるとともに、保護者会を開いて説明することを検討したい」と述べた。
いじめの事実関係に関しては「調査中」とし、同校はホームページで「第三者調査委員会の設置を含め適切に対応する」と説明している。