季節性インフルエンザについて、厚生労働省は先ほど、全国で報告された患者の数が1医療機関あたり、28.30人と発表しました。23道県で「警報レベル」の目安を超えています。
厚労省によりますと、先月26日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、13万9914人でした。
1医療機関あたりでは28.30人で、例年より早く患者数の増加が続いています。
都道府県別の感染状況を見ると、1医療機関あたりの患者数が最も多いのは、▼北海道の51.90人で、次いで▼長野県が51.83人、ほかに佐賀県や宮城県などあわせて23道県で「警報レベル」の目安となる30人を超えています。
インフルエンザの影響で、全国の6174の学校などが休校や学級閉鎖となっています。