違法薬物事件を起こしたアメリカンフットボール部の廃部方針を決定した日大を巡り、オンライン署名サイト「Change.org」で撤回を求める声が上がっている。
これまでに逮捕者が3人出ており、1日には麻薬取締法違反(所持)に問われた北畠成文被告の初公判が行われた。4日に林真理子理事長が会見するが、今後の見通しは不透明となっている。
そんな中、署名の発信者は「事件の重大さを鑑みれば、そのような決断に及んだことには理解を示しつつ、しかし、やはり長い目で見た場合の学生の教育という観点から、『廃部』という結果ではない、別の道を選択することを要望いたしたく、デジタル署名活動を行うことを決断しました」と一連の経緯を説明。署名は林理事長に渡す方針だという。
当活動の賛同者からは「廃部では無く、それ以外の道はあります。無くしてしまうのは簡単です。でも、本気でやればまた1からスタートでき、フェニックスをフィールドに戻せると思っています」「たくさんの若者が集う学び舎です。こういう場は簡単には作れません。無くすのではなく、立て直しを図るべきだと思います」などの意見が飛び出している。
2日18時40分時点で署名は約2万5800件集まっている。