立憲民主党の重徳和彦衆院議員(52)から強引に胸を触られるなどの行為を受けたとして、被害女性が強制わいせつ容疑(現・不同意わいせつ)で被害届を提出し、愛知県警が受理していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。
【写真】「強制わいせつ容疑で被害届受理」 立憲の中堅エース・重徳和彦議員の写真を見る「立憲民主党を根本から叩き直す」との発言で注目される 重徳氏は1994年に東大法学部を卒業後、自治省(現総務省)に入省。2012年に日本維新の会から出馬し、比例復活で初当選を果たした。地元は愛知12区(岡崎市、西尾市)で、当選4回。立憲民主党に入党後は党副幹事長などを経て、現在は党代表政務室長代理(代表付)に就いている。

今年9月には、党の中堅・若手でつくるグループ「直諌(ちょっかん)の会」の会長に就任。記者会見では「立憲民主党を根本から叩き直す」などと発言し、注目を集めた。プライベートでは妻と3人の子どもがいる。2次会の後、同じ車の後部座席で 問題が起きたのは、昨年4月16日夜のことだ。重徳氏は地元での会合に参加。この場に同席していたのが、中山美穂似の50代女性A子さんだった。2人は帰りの方向が同じだったため、同じ車に乗り、共に後部座席に座ったという。「A子さんによれば、酔っ払った重徳さんは車中で彼女を無理やり抱き寄せ、強引に首元から服の中に手を入れて胸を触ったそうです。彼女は多大なショックを受けていました」(A子さんから相談を受けてきた知人) A子さんはその後、愛知県警本部に被害届を提出。県警は警察庁とも協議のうえ、これを受理したという。 果たして、当事者たちはどう答えるのか。「国会議員ともあろう者が酒に酔って、このようなことを…」 A子さんは、代理人弁護士を通じて以下のように回答した。「本件性被害については愛知県警に被害届を提出済みです。捜査に支障があってはなりませんので、ご質問への回答は差し控えさせていただきます。本人(A子さん)は、議員を頼って介護トラブルの相談をした帰りにこのような性的被害を受け、大変ショックを受けました。 選挙の手伝いもした国会議員ともあろう者が酒に酔って、このようなことをすることに、悲しみ、落胆し、また、激しい憤りと悔しさを感じております。本人(A子さん)は、このようなことをした重徳議員に議員の資質はないと考えており、議員の辞職と厳しい処罰を求めています」立憲民主党の泉憲太代表 時事通信社 重徳氏は12月2日午後、対面での取材で主に以下のように答えた。「A子さんと車に同乗したのは事実です。しかし、わいせつ行為は一切していません。警察が捜査をしていることは聞いています」 性加害やセクハラ防止に力を注いできた立憲民主党の幹部の強制わいせつ疑惑。警察による捜査の行方が注目される。「週刊文春 電子版」では、重徳氏の人物像、重徳氏からA子さんへの謝罪メールの文面や謝罪した様子を収めた音声データの存在、重徳氏との詳しい一問一答などについても報じる予定だ。(「週刊文春」編集部/週刊文春)
「立憲民主党を根本から叩き直す」との発言で注目される 重徳氏は1994年に東大法学部を卒業後、自治省(現総務省)に入省。2012年に日本維新の会から出馬し、比例復活で初当選を果たした。地元は愛知12区(岡崎市、西尾市)で、当選4回。立憲民主党に入党後は党副幹事長などを経て、現在は党代表政務室長代理(代表付)に就いている。

今年9月には、党の中堅・若手でつくるグループ「直諌(ちょっかん)の会」の会長に就任。記者会見では「立憲民主党を根本から叩き直す」などと発言し、注目を集めた。プライベートでは妻と3人の子どもがいる。2次会の後、同じ車の後部座席で 問題が起きたのは、昨年4月16日夜のことだ。重徳氏は地元での会合に参加。この場に同席していたのが、中山美穂似の50代女性A子さんだった。2人は帰りの方向が同じだったため、同じ車に乗り、共に後部座席に座ったという。「A子さんによれば、酔っ払った重徳さんは車中で彼女を無理やり抱き寄せ、強引に首元から服の中に手を入れて胸を触ったそうです。彼女は多大なショックを受けていました」(A子さんから相談を受けてきた知人) A子さんはその後、愛知県警本部に被害届を提出。県警は警察庁とも協議のうえ、これを受理したという。 果たして、当事者たちはどう答えるのか。「国会議員ともあろう者が酒に酔って、このようなことを…」 A子さんは、代理人弁護士を通じて以下のように回答した。「本件性被害については愛知県警に被害届を提出済みです。捜査に支障があってはなりませんので、ご質問への回答は差し控えさせていただきます。本人(A子さん)は、議員を頼って介護トラブルの相談をした帰りにこのような性的被害を受け、大変ショックを受けました。 選挙の手伝いもした国会議員ともあろう者が酒に酔って、このようなことをすることに、悲しみ、落胆し、また、激しい憤りと悔しさを感じております。本人(A子さん)は、このようなことをした重徳議員に議員の資質はないと考えており、議員の辞職と厳しい処罰を求めています」立憲民主党の泉憲太代表 時事通信社 重徳氏は12月2日午後、対面での取材で主に以下のように答えた。「A子さんと車に同乗したのは事実です。しかし、わいせつ行為は一切していません。警察が捜査をしていることは聞いています」 性加害やセクハラ防止に力を注いできた立憲民主党の幹部の強制わいせつ疑惑。警察による捜査の行方が注目される。「週刊文春 電子版」では、重徳氏の人物像、重徳氏からA子さんへの謝罪メールの文面や謝罪した様子を収めた音声データの存在、重徳氏との詳しい一問一答などについても報じる予定だ。(「週刊文春」編集部/週刊文春)
重徳氏は1994年に東大法学部を卒業後、自治省(現総務省)に入省。2012年に日本維新の会から出馬し、比例復活で初当選を果たした。地元は愛知12区(岡崎市、西尾市)で、当選4回。立憲民主党に入党後は党副幹事長などを経て、現在は党代表政務室長代理(代表付)に就いている。
今年9月には、党の中堅・若手でつくるグループ「直諌(ちょっかん)の会」の会長に就任。記者会見では「立憲民主党を根本から叩き直す」などと発言し、注目を集めた。プライベートでは妻と3人の子どもがいる。
2次会の後、同じ車の後部座席で 問題が起きたのは、昨年4月16日夜のことだ。重徳氏は地元での会合に参加。この場に同席していたのが、中山美穂似の50代女性A子さんだった。2人は帰りの方向が同じだったため、同じ車に乗り、共に後部座席に座ったという。「A子さんによれば、酔っ払った重徳さんは車中で彼女を無理やり抱き寄せ、強引に首元から服の中に手を入れて胸を触ったそうです。彼女は多大なショックを受けていました」(A子さんから相談を受けてきた知人) A子さんはその後、愛知県警本部に被害届を提出。県警は警察庁とも協議のうえ、これを受理したという。 果たして、当事者たちはどう答えるのか。「国会議員ともあろう者が酒に酔って、このようなことを…」 A子さんは、代理人弁護士を通じて以下のように回答した。「本件性被害については愛知県警に被害届を提出済みです。捜査に支障があってはなりませんので、ご質問への回答は差し控えさせていただきます。本人(A子さん)は、議員を頼って介護トラブルの相談をした帰りにこのような性的被害を受け、大変ショックを受けました。 選挙の手伝いもした国会議員ともあろう者が酒に酔って、このようなことをすることに、悲しみ、落胆し、また、激しい憤りと悔しさを感じております。本人(A子さん)は、このようなことをした重徳議員に議員の資質はないと考えており、議員の辞職と厳しい処罰を求めています」立憲民主党の泉憲太代表 時事通信社 重徳氏は12月2日午後、対面での取材で主に以下のように答えた。「A子さんと車に同乗したのは事実です。しかし、わいせつ行為は一切していません。警察が捜査をしていることは聞いています」 性加害やセクハラ防止に力を注いできた立憲民主党の幹部の強制わいせつ疑惑。警察による捜査の行方が注目される。「週刊文春 電子版」では、重徳氏の人物像、重徳氏からA子さんへの謝罪メールの文面や謝罪した様子を収めた音声データの存在、重徳氏との詳しい一問一答などについても報じる予定だ。(「週刊文春」編集部/週刊文春)
問題が起きたのは、昨年4月16日夜のことだ。重徳氏は地元での会合に参加。この場に同席していたのが、中山美穂似の50代女性A子さんだった。2人は帰りの方向が同じだったため、同じ車に乗り、共に後部座席に座ったという。
「A子さんによれば、酔っ払った重徳さんは車中で彼女を無理やり抱き寄せ、強引に首元から服の中に手を入れて胸を触ったそうです。彼女は多大なショックを受けていました」(A子さんから相談を受けてきた知人)
A子さんはその後、愛知県警本部に被害届を提出。県警は警察庁とも協議のうえ、これを受理したという。
果たして、当事者たちはどう答えるのか。
A子さんは、代理人弁護士を通じて以下のように回答した。
「本件性被害については愛知県警に被害届を提出済みです。捜査に支障があってはなりませんので、ご質問への回答は差し控えさせていただきます。本人(A子さん)は、議員を頼って介護トラブルの相談をした帰りにこのような性的被害を受け、大変ショックを受けました。
選挙の手伝いもした国会議員ともあろう者が酒に酔って、このようなことをすることに、悲しみ、落胆し、また、激しい憤りと悔しさを感じております。本人(A子さん)は、このようなことをした重徳議員に議員の資質はないと考えており、議員の辞職と厳しい処罰を求めています」
立憲民主党の泉憲太代表 時事通信社
重徳氏は12月2日午後、対面での取材で主に以下のように答えた。
「A子さんと車に同乗したのは事実です。しかし、わいせつ行為は一切していません。警察が捜査をしていることは聞いています」
性加害やセクハラ防止に力を注いできた立憲民主党の幹部の強制わいせつ疑惑。警察による捜査の行方が注目される。
「週刊文春 電子版」では、重徳氏の人物像、重徳氏からA子さんへの謝罪メールの文面や謝罪した様子を収めた音声データの存在、重徳氏との詳しい一問一答などについても報じる予定だ。
(「週刊文春」編集部/週刊文春)