神戸市教育委員会は4日、担任をしていた女子児童の尻を複数回触るセクハラ行為があったとして、垂水区内の市立小学校の男性教諭(41)を停職6か月の懲戒処分とした。
発表では、教諭は昨年度、休み時間中に少なくとも3回、担任していた当時5年の女子児童の尻を触った。昨年5月以降、身体接触が多いなど、児童との距離感について、校長から繰り返し指導されていた。
今年7月、女子児童がいじめに関する校内アンケートで被害を訴えて発覚。他の児童にも聞き取ったところ、男性教諭は10人ほどの児童に対し、手をつないだり、膝の上に座らせたりするなどの不適切な身体接触をしていたという。
また、バレーボール部の女子部員の後頭部をたたくなどの体罰をしたとして、市立中学校の男性教員(28)を戒告の懲戒処分に、大阪市内の商業施設で化粧品8点(計6万円相当)を盗んだとして、兵庫区内の市立小学校の女性教諭(24)を分限免職とした。