東京・代官山駅近くでタクシーが階段に落ちる事故が起きた。80代の運転手は客の指示に従って運転していたと述べ、客は運賃を払わず立ち去ったという。通報から約3時間後にタクシーは撤去された。
階段の上で止まるタクシー。前のタイヤは何段か下に落ち、車体が傾いている。
事故は12月26日午後2時半ごろ、東京・東京・渋谷区の代官山駅近くで発生した。
風船型のジャッキに空気を送り込んで車体を持ち上げ、少しずつ引き上げていく。
そして、通報から約3時間後の午後5時ごろ、タクシーは階段から引き上げられ、レッカーで細い道から撤去された。
なぜ、タクシーは階段に進入したのだろうか。
警視庁によると、運転していた80代の男性は「客の指示に従って運転していたら、この道に入ってしまった」と話しているという。
その後、男性客は運賃を払わずに立ち去ったという。事故によるけが人はいなかった。(「イット!」 12月27日放送より)