元交際相手の女性に100回以上繰り返し脅迫のメッセージを送るなどしたとして、静岡県警は6日、清水署交通課長の警部、増井健吾容疑者（53）を脅迫とストーカー規制法違反の疑いで逮捕した。認否は明らかにしていないが、「逮捕について納得できない」という旨の供述をしている。県警の警察官の逮捕は今年5人目で直近10年で最多と異例の事態が続いている。
テレビに転身した鳥越俊太郎さん 「桶川ストーカー殺人事件」で写真週刊誌とタッグ 逮捕容疑は7月中旬～9月下旬、県内在住の元交際相手の30代女性に対して「命が続く限り所定の行動をとる」などのメッセージを100回以上送ったとしている。
監察課によると、9月11日に女性から「ストーカー被害を受けている」と県警に相談が寄せられて発覚した。県警は同月27日にストーカー規制法に基づく緊急禁止命令を増井容疑者に発令したが、今月5日まで通常通りの勤務をしていたという。鈴木光弘・首席監察官は「勤務態度に特に問題は無かった」と説明した。 8月下旬までに警察官4人が窃盗や覚醒剤取締法違反などの容疑で逮捕されている。再発防止を図るため所属長との面談や首席監察官の巡回などの対策を講じているが効果は薄く、日吉知洋・警務部長は「幹部職員がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾。深くおわび申し上げます」とコメントを出した。【丘絢太】
逮捕容疑は7月中旬～9月下旬、県内在住の元交際相手の30代女性に対して「命が続く限り所定の行動をとる」などのメッセージを100回以上送ったとしている。
監察課によると、9月11日に女性から「ストーカー被害を受けている」と県警に相談が寄せられて発覚した。県警は同月27日にストーカー規制法に基づく緊急禁止命令を増井容疑者に発令したが、今月5日まで通常通りの勤務をしていたという。鈴木光弘・首席監察官は「勤務態度に特に問題は無かった」と説明した。
8月下旬までに警察官4人が窃盗や覚醒剤取締法違反などの容疑で逮捕されている。再発防止を図るため所属長との面談や首席監察官の巡回などの対策を講じているが効果は薄く、日吉知洋・警務部長は「幹部職員がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾。深くおわび申し上げます」とコメントを出した。【丘絢太】