11月17日。歌舞伎俳優・市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦、47歳)が両親に向精神薬を飲ませ、自殺を手助けしたとして自殺幇助の罪に問われていた事件の判決公判が東京地裁で行われた。地裁から言い渡された判決は「懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)」だった。 「まるで歌舞伎の見得をするようでした」 社会部記者が振り返る。 「公判に現れた猿之助被告は細身の黒いスーツに紺のネクタイという姿で、短く刈り込まれた髪の毛には白いものが混じり、体も一回り小さくなったように見え、一瞬本人とはわからなかったくらいオーラが消え失せていた。量刑が言い渡されると、被告席の弁護人たちに深く一礼した後、検察側を向き、お辞儀をしたのですが、それまで伏し目がちだった目をかっと見開き、まるで歌舞伎の見得をするかのようでした」

7月31日、保釈された際の市川猿之助(写真/共同通信社) 有罪判決が下された後、松竹は「市川猿之助のこれまでの歌舞伎界への貢献に照らせば、本人を是非支えて参りたいと存じますが」と前置きをしながらも、「今後につきましては、現時点ではまったく白紙の状態でございます」とコメント。猿之助は所属していた芸能事務所(ケイファクトリー)との契約も解除し、長年勤めていた京都芸術劇場・春秋座の芸術監督も退任した。 事実上の「孤立無援」となっていた猿之助だが、“最後の砦”も彼に三行半を突き付けていた。 芸能関係者が言う。 「猿之助のファンクラブ『Kame Pro Club』が『解散』を決定したのです。12月初旬には会員たちに決定を知らせる手紙が配送され、すでに年会費の返還も始まっています」 2011年、猿之助襲名時の記念撮影。父、段四郎や中車らと共に笑顔の猿之助 会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。 「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。 (中略) 市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」 “守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
11月17日。歌舞伎俳優・市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦、47歳)が両親に向精神薬を飲ませ、自殺を手助けしたとして自殺幇助の罪に問われていた事件の判決公判が東京地裁で行われた。地裁から言い渡された判決は「懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)」だった。
「まるで歌舞伎の見得をするようでした」 社会部記者が振り返る。 「公判に現れた猿之助被告は細身の黒いスーツに紺のネクタイという姿で、短く刈り込まれた髪の毛には白いものが混じり、体も一回り小さくなったように見え、一瞬本人とはわからなかったくらいオーラが消え失せていた。量刑が言い渡されると、被告席の弁護人たちに深く一礼した後、検察側を向き、お辞儀をしたのですが、それまで伏し目がちだった目をかっと見開き、まるで歌舞伎の見得をするかのようでした」

7月31日、保釈された際の市川猿之助(写真/共同通信社) 有罪判決が下された後、松竹は「市川猿之助のこれまでの歌舞伎界への貢献に照らせば、本人を是非支えて参りたいと存じますが」と前置きをしながらも、「今後につきましては、現時点ではまったく白紙の状態でございます」とコメント。猿之助は所属していた芸能事務所(ケイファクトリー)との契約も解除し、長年勤めていた京都芸術劇場・春秋座の芸術監督も退任した。 事実上の「孤立無援」となっていた猿之助だが、“最後の砦”も彼に三行半を突き付けていた。 芸能関係者が言う。 「猿之助のファンクラブ『Kame Pro Club』が『解散』を決定したのです。12月初旬には会員たちに決定を知らせる手紙が配送され、すでに年会費の返還も始まっています」 2011年、猿之助襲名時の記念撮影。父、段四郎や中車らと共に笑顔の猿之助 会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。 「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。 (中略) 市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」 “守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
「まるで歌舞伎の見得をするようでした」 社会部記者が振り返る。 「公判に現れた猿之助被告は細身の黒いスーツに紺のネクタイという姿で、短く刈り込まれた髪の毛には白いものが混じり、体も一回り小さくなったように見え、一瞬本人とはわからなかったくらいオーラが消え失せていた。量刑が言い渡されると、被告席の弁護人たちに深く一礼した後、検察側を向き、お辞儀をしたのですが、それまで伏し目がちだった目をかっと見開き、まるで歌舞伎の見得をするかのようでした」

7月31日、保釈された際の市川猿之助(写真/共同通信社) 有罪判決が下された後、松竹は「市川猿之助のこれまでの歌舞伎界への貢献に照らせば、本人を是非支えて参りたいと存じますが」と前置きをしながらも、「今後につきましては、現時点ではまったく白紙の状態でございます」とコメント。猿之助は所属していた芸能事務所(ケイファクトリー)との契約も解除し、長年勤めていた京都芸術劇場・春秋座の芸術監督も退任した。 事実上の「孤立無援」となっていた猿之助だが、“最後の砦”も彼に三行半を突き付けていた。 芸能関係者が言う。 「猿之助のファンクラブ『Kame Pro Club』が『解散』を決定したのです。12月初旬には会員たちに決定を知らせる手紙が配送され、すでに年会費の返還も始まっています」 2011年、猿之助襲名時の記念撮影。父、段四郎や中車らと共に笑顔の猿之助 会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。 「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。 (中略) 市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」 “守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
社会部記者が振り返る。 「公判に現れた猿之助被告は細身の黒いスーツに紺のネクタイという姿で、短く刈り込まれた髪の毛には白いものが混じり、体も一回り小さくなったように見え、一瞬本人とはわからなかったくらいオーラが消え失せていた。量刑が言い渡されると、被告席の弁護人たちに深く一礼した後、検察側を向き、お辞儀をしたのですが、それまで伏し目がちだった目をかっと見開き、まるで歌舞伎の見得をするかのようでした」

7月31日、保釈された際の市川猿之助(写真/共同通信社) 有罪判決が下された後、松竹は「市川猿之助のこれまでの歌舞伎界への貢献に照らせば、本人を是非支えて参りたいと存じますが」と前置きをしながらも、「今後につきましては、現時点ではまったく白紙の状態でございます」とコメント。猿之助は所属していた芸能事務所(ケイファクトリー)との契約も解除し、長年勤めていた京都芸術劇場・春秋座の芸術監督も退任した。 事実上の「孤立無援」となっていた猿之助だが、“最後の砦”も彼に三行半を突き付けていた。 芸能関係者が言う。 「猿之助のファンクラブ『Kame Pro Club』が『解散』を決定したのです。12月初旬には会員たちに決定を知らせる手紙が配送され、すでに年会費の返還も始まっています」 2011年、猿之助襲名時の記念撮影。父、段四郎や中車らと共に笑顔の猿之助 会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。 「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。 (中略) 市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」 “守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
社会部記者が振り返る。
「公判に現れた猿之助被告は細身の黒いスーツに紺のネクタイという姿で、短く刈り込まれた髪の毛には白いものが混じり、体も一回り小さくなったように見え、一瞬本人とはわからなかったくらいオーラが消え失せていた。量刑が言い渡されると、被告席の弁護人たちに深く一礼した後、検察側を向き、お辞儀をしたのですが、それまで伏し目がちだった目をかっと見開き、まるで歌舞伎の見得をするかのようでした」

7月31日、保釈された際の市川猿之助(写真/共同通信社) 有罪判決が下された後、松竹は「市川猿之助のこれまでの歌舞伎界への貢献に照らせば、本人を是非支えて参りたいと存じますが」と前置きをしながらも、「今後につきましては、現時点ではまったく白紙の状態でございます」とコメント。猿之助は所属していた芸能事務所(ケイファクトリー)との契約も解除し、長年勤めていた京都芸術劇場・春秋座の芸術監督も退任した。 事実上の「孤立無援」となっていた猿之助だが、“最後の砦”も彼に三行半を突き付けていた。 芸能関係者が言う。 「猿之助のファンクラブ『Kame Pro Club』が『解散』を決定したのです。12月初旬には会員たちに決定を知らせる手紙が配送され、すでに年会費の返還も始まっています」 2011年、猿之助襲名時の記念撮影。父、段四郎や中車らと共に笑顔の猿之助 会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。 「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。 (中略) 市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」 “守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
「公判に現れた猿之助被告は細身の黒いスーツに紺のネクタイという姿で、短く刈り込まれた髪の毛には白いものが混じり、体も一回り小さくなったように見え、一瞬本人とはわからなかったくらいオーラが消え失せていた。量刑が言い渡されると、被告席の弁護人たちに深く一礼した後、検察側を向き、お辞儀をしたのですが、それまで伏し目がちだった目をかっと見開き、まるで歌舞伎の見得をするかのようでした」
7月31日、保釈された際の市川猿之助(写真/共同通信社) 有罪判決が下された後、松竹は「市川猿之助のこれまでの歌舞伎界への貢献に照らせば、本人を是非支えて参りたいと存じますが」と前置きをしながらも、「今後につきましては、現時点ではまったく白紙の状態でございます」とコメント。猿之助は所属していた芸能事務所(ケイファクトリー)との契約も解除し、長年勤めていた京都芸術劇場・春秋座の芸術監督も退任した。 事実上の「孤立無援」となっていた猿之助だが、“最後の砦”も彼に三行半を突き付けていた。 芸能関係者が言う。 「猿之助のファンクラブ『Kame Pro Club』が『解散』を決定したのです。12月初旬には会員たちに決定を知らせる手紙が配送され、すでに年会費の返還も始まっています」 2011年、猿之助襲名時の記念撮影。父、段四郎や中車らと共に笑顔の猿之助 会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。 「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。 (中略) 市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」 “守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
7月31日、保釈された際の市川猿之助(写真/共同通信社) 有罪判決が下された後、松竹は「市川猿之助のこれまでの歌舞伎界への貢献に照らせば、本人を是非支えて参りたいと存じますが」と前置きをしながらも、「今後につきましては、現時点ではまったく白紙の状態でございます」とコメント。猿之助は所属していた芸能事務所(ケイファクトリー)との契約も解除し、長年勤めていた京都芸術劇場・春秋座の芸術監督も退任した。 事実上の「孤立無援」となっていた猿之助だが、“最後の砦”も彼に三行半を突き付けていた。 芸能関係者が言う。 「猿之助のファンクラブ『Kame Pro Club』が『解散』を決定したのです。12月初旬には会員たちに決定を知らせる手紙が配送され、すでに年会費の返還も始まっています」 2011年、猿之助襲名時の記念撮影。父、段四郎や中車らと共に笑顔の猿之助 会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。 「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。 (中略) 市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」 “守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
7月31日、保釈された際の市川猿之助(写真/共同通信社)
7月31日、保釈された際の市川猿之助(写真/共同通信社)

有罪判決が下された後、松竹は「市川猿之助のこれまでの歌舞伎界への貢献に照らせば、本人を是非支えて参りたいと存じますが」と前置きをしながらも、「今後につきましては、現時点ではまったく白紙の状態でございます」とコメント。猿之助は所属していた芸能事務所(ケイファクトリー)との契約も解除し、長年勤めていた京都芸術劇場・春秋座の芸術監督も退任した。 事実上の「孤立無援」となっていた猿之助だが、“最後の砦”も彼に三行半を突き付けていた。 芸能関係者が言う。 「猿之助のファンクラブ『Kame Pro Club』が『解散』を決定したのです。12月初旬には会員たちに決定を知らせる手紙が配送され、すでに年会費の返還も始まっています」 2011年、猿之助襲名時の記念撮影。父、段四郎や中車らと共に笑顔の猿之助 会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。 「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。 (中略) 市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」 “守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
有罪判決が下された後、松竹は「市川猿之助のこれまでの歌舞伎界への貢献に照らせば、本人を是非支えて参りたいと存じますが」と前置きをしながらも、「今後につきましては、現時点ではまったく白紙の状態でございます」とコメント。猿之助は所属していた芸能事務所(ケイファクトリー)との契約も解除し、長年勤めていた京都芸術劇場・春秋座の芸術監督も退任した。
事実上の「孤立無援」となっていた猿之助だが、“最後の砦”も彼に三行半を突き付けていた。 芸能関係者が言う。 「猿之助のファンクラブ『Kame Pro Club』が『解散』を決定したのです。12月初旬には会員たちに決定を知らせる手紙が配送され、すでに年会費の返還も始まっています」 2011年、猿之助襲名時の記念撮影。父、段四郎や中車らと共に笑顔の猿之助 会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。 「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。 (中略) 市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」 “守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
事実上の「孤立無援」となっていた猿之助だが、“最後の砦”も彼に三行半を突き付けていた。
芸能関係者が言う。 「猿之助のファンクラブ『Kame Pro Club』が『解散』を決定したのです。12月初旬には会員たちに決定を知らせる手紙が配送され、すでに年会費の返還も始まっています」 2011年、猿之助襲名時の記念撮影。父、段四郎や中車らと共に笑顔の猿之助 会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。 「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。 (中略) 市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」 “守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
芸能関係者が言う。
「猿之助のファンクラブ『Kame Pro Club』が『解散』を決定したのです。12月初旬には会員たちに決定を知らせる手紙が配送され、すでに年会費の返還も始まっています」 2011年、猿之助襲名時の記念撮影。父、段四郎や中車らと共に笑顔の猿之助 会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。 「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。 (中略) 市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」 “守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
「猿之助のファンクラブ『Kame Pro Club』が『解散』を決定したのです。12月初旬には会員たちに決定を知らせる手紙が配送され、すでに年会費の返還も始まっています」
2011年、猿之助襲名時の記念撮影。父、段四郎や中車らと共に笑顔の猿之助 会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。 「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。 (中略) 市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」 “守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
2011年、猿之助襲名時の記念撮影。父、段四郎や中車らと共に笑顔の猿之助 会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。 「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。 (中略) 市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」 “守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
2011年、猿之助襲名時の記念撮影。父、段四郎や中車らと共に笑顔の猿之助
2011年、猿之助襲名時の記念撮影。父、段四郎や中車らと共に笑顔の猿之助

会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。 「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。 (中略) 市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」 “守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。
「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。 (中略) 市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」 “守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けていたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失ってしまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。
(中略)
市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」
“守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
“守る会”のようなものを私設しようという動きも かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。 「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。
「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者) 現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”のようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者)
現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという 「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという
「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター) 公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター)
公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。 猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。
猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。 事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。
事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン) 取材・文/集英社オンラインニュース班
事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン)
事件発生当時の猿之助被告の自宅(撮影/集英社オンライン)

取材・文/集英社オンラインニュース班
取材・文/集英社オンラインニュース班