今月22日に滋賀県立文化産業会館で開催予定だったアニソンライブイベント「アニロカFES in滋賀」の中止が公式サイトで14日までに発表された。
同イベントの発起人である作曲家の山田高弘氏が「2023年12月22日、開催を予定しておりました【アニロカFES in滋賀】の中止・延期を決断させていただきました」と報告し、「こんな事態になってしまってごめんなさい。状況を収拾できずにごめんなさい。皆様の安全を確保しつつ、フェスを実行する手段が何度考えても出てきませんでした」と謝罪した。
理由については「近隣の駅で学生を刺殺する。会場内にガソリンを撒いて放火する。周辺の来場者を皆殺しにする。特定のキャストを射殺する」といった内容の脅迫メールが関係機関に届いたという。「そして犯人はブログを開設し共犯者を募り煽っています。所轄警察、会場、委員会で協議しました。詳細理由は差し控えますが、結論として万全な安全対策を施した開催運営が出来ない、との判断に至りました」と経緯を説明し、「最後の最後まで悩みました。このような脅しに屈するのは非常に情けなく、断腸の思いです。悔しくて、腹立たしくて」と吐露した。
「すでに警察のほうでも捜査に動いていただいている状態ですが、今後も事態の早期解決に向けて各局と連携して参ります」と現在の状況を説明するとともに、「こういった犯行には本当に本当に憤っており、断固として容認出来ません。ですのでアニロカチームは諦めません。以後、必ず、対策を練り第一回アニロカFESを開催します。どうかその日まで待っていてくださると嬉しいです」と呼びかけた。