空気が乾燥しているこの時季、特に気を付けたいのが台所の火災です。ちょっとした不注意が火災やけがにつながる恐れがあります。
19日の朝、北海道南部の乙部町では住宅、計8軒が燃える火災がありました。 空気が乾燥する冬場。週末は、各地で火災が相次ぎました。 名古屋市消防局は毎年この時期、火災の原因を特定する訓練を行っています。 今回、火元となったのは電気ストーブのコンセント部分。 名古屋市消防局 林尚良さん:「プラグの刃と刃の間にほこりや汚れが付着することで劣化し、電気が流れると出火してしまう。暖房器具などを使用する前にはプラグや電気機器の清掃点検をして使用してほしい」 暖房器具の出番が増える冬は十分な注意が必要です。 そしてこの時期、住宅火災の原因として最も多いのが台所にある「こんろ」です。
名古屋市消防学校の協力のもと実験を行いました。 用意したのはてんぷら油が入ったミニチュアサイズの鍋。 鍋を熱し続けると油が発火する恐れがあります。 消火しようと油が燃えている鍋に水を入れると、水は瞬時に蒸気となり拡散し高温の油も飛び散ってしまいます。 体にかかってしまうと、やけどなどのけがにつながる恐れがあります。 名古屋市消防局 細原涼司さん:「てんぷら油が発火した件数は2023年は約20件発生している。火を消そうと水をかけてしまい延焼してしまうケースも数件ある。消火器や消火スプレーで適度な距離を取り消火するのが第一」
さらに、台所では、思わぬモノが「火ダネ」となることも…。 電子レンジによる火災に注意です。 寒くなると、食べたくなるのが、あったかーいサツマイモ。 でも、アルミホイルで包んで電子レンジに入れるのは危険です。 電子レンジで加熱してから、わずか数秒で火花が。 700Wで15分ほど加熱を続けた場合、火災につながる危険があるといいます。 名古屋市消防局 細原涼司さん:「アルミホイルに包んだままの焼き芋などを電子レンジに入れてしまうと、アルミの表面から火花が飛んで穴が開き、局所的に加熱され火災に至ることがある」 また、加熱時間を間違えると危険な食品も…。
電子レンジで、加熱したのは「肉まん」。 肉まんなど内部に油を含む食品やサツマイモなど、水分が少ない根菜類などは加熱しすぎると火が出る恐れがあるため注意が必要です。 名古屋市消防局 細原涼司さん:「火災には至らなかったが電子レンジの中のものを加熱しすぎてしまったせいで中から煙が出てきて、119番通報されるということがあった」 ちょっとした不注意が火災につながる恐れがあり、調理中の異変にすぐ気づくことも大事だといいます。 名古屋市消防局 細原涼司さん:「何かあったときすぐに対処できるように調理中はその場から離れずに調理していただくことが大切」 (11月20日 15:40~放送 メ~テレ『ドデスカ!+』より)