愛知・名古屋市のマンションで住人男性の遺体が遺棄された事件で、逮捕された女は、男性のLINEアカウントで生きているように装うなど、複数の偽装工作をしていたとみられることがわかった。
名古屋市の無職・内田明日香容疑者(29)は、2023年9月末ごろから11月21日までの間に、中区新栄のマンションで、住人の阿部光一さん(42)の遺体をクローゼットに遺棄した疑いで、25日朝に送検された。
捜査関係者への取材で、内田容疑者は、阿部さんの死後もLINEのアカウントを使って親族と連絡を取り、生存を装っていたとみられることがわかった。
また、阿部さんが店長を務め、内田容疑者がかつて従業員だった名古屋の貴金属買い取り店には、阿部さんの死後、「入院のため休みます」という紙が貼られていたことが関係者への取材でわかった。
警察は、内田容疑者が阿部さんの死亡を隠すために複数の偽装工作をした可能性もあるとみて調べている。
この事件について、25日の「めざましどようび」と昼のニュースでお伝えした際、容疑者として使用し、FNNプライムオンラインでも掲載した顔写真は、事件とは全く関係のない別の方でした。
お詫びして訂正いたします。