11月27日、参院予算委員会においての、河野太郎デジタル相の“ある行動”が、今話題となっています。
立憲民主党・辻元清美議員:河野大臣にお聞きします。この注意喚起は2019年3月19日にライドシェアの注意喚起が安全の手引きに初めて入りました。この時の外務大臣はどなたでしょう?
辻元議員の質問を受け、座席から立ち上がった河野デジタル相。答弁席に向かって歩きながら、右側の内ポケットから取り出したのは、“スマートフォン”です。
そのままスマホの操作をしながら、答弁席に立ちます。
河野太郎デジタル相:ちょっと確認します。
末松信介委員長:今ちょっとスマホの利用は…
河野太郎デジタル相:あ、だめなんですね?
河野デジタル相がスマホを使ったところ、末松信介委員長から注意。あわてて、スマホをしまいました。
参議院によると、委員会でタブレット端末やノートパソコンの使用は認められていますが、スマホを通話や検索で使うことは禁じられているということです。
会社員(40代)「国会でのスマホ使用 なし」:禁止されているっていうことで、議員だったらそこは守ってほしいなっていうふうには思いますね。
会社役員(40代)「国会でのスマホ使用 なし」:調べるっていうことよりも、人格としてあまりよくは写らないと思います。――(あなたは)会議中スマホをいじりますか?会社役員(40代)「国会でのスマホ使用 なし」:いじりませんね。それが人の信頼を買うとは思えない。
会社員(30代)「国会でのスマホ使用 あり」:時代も時代なのと、全て記憶的な部分に関しても覚えられないという部分もある。
会社員(40代):国会でのスマホ使用 あり」:責任のある場だと難しいところもあると思うんですけど、時代的にその流れもあるのかなって。
と、賛否両論の意見が聞かれました。ちなみに辻元議員の問いに対する答えは…
河野太郎デジタル相:19年の3月だとひょっとすると私かもしれません。
翌日28日の閣議後の記者会見で、河野デジタル相は「スマホを使っちゃったのは私のミスですのでおわび申し上げる」と謝罪。
この“異例の光景”をきっかけに、現行ルールを疑問視する声も他の国会議員などから次々に上がっています。(めざまし8 11月28日放送)