阪神タイガースとオリックス・バファローズによるプロ野球日本シリーズは28日、開幕する。
59年ぶりの関西対決として盛り上がりを見せる中、チケットは既に「予定枚数終了」。一方で、ネットでは高値で転売されるケースが相次いでいる。
日本シリーズのチケットは17日、先行抽選の受け付けがスタート。26日からは一般販売が行われたが、公式のチケットサイトでは、27日時点でいずれも「予定枚数終了」と表示され、購入できなくなった。
一方、チケットの転売サイトでは、高額出品が散見される。あるサイトでは、日本シリーズのチケットが数百件出品されており、外野席が定価(3600円)の80倍以上にあたる30万円で売り出されているケースもあった。
SNS上では、<許せない><ひどすぎる>など、憤るファンの投稿が多数見られた。
日本野球機構(NPB)は約款で原則、無許可でのチケット転売を禁じており、サイトで「転売などで購入したチケットは、入場を断る場合がある」と呼び掛けている。
チケット不正転売禁止法では、スポーツやコンサートなどのチケットを、繰り返し定価以上の価格で転売することを禁じている。