2023年 10月 の投稿一覧

〈《渋谷ハロウィーンルポ》「ぶっちゃけ1年に1回だから許してよ」“本気の厳戒態勢”の街にそれでも来ちゃったレイヤーたちのホンネ「露出が多いからかわからないんですけど、職質されて」〉から続く
新型コロナウイルス感染症が季節性インフルエンザと同じ「5類感染症」に移行して初めてのハロウィン。
【写真多数】「ぶっちゃけ1年に1回だから許してよ」「あっちがダメなんで来ました。こっちは無法地帯やなー！」…渋谷と新宿のハロウィンに参加した若者の素顔を一気に見る
多くの人出が見込まれるなか、東京都渋谷区の長谷部健区長は2023年9月12日の記者会見で、次のように訴えた。
「韓国と同様の事故が起きてもおかしくないと非常に危惧している」
「ハロウィンを目的に渋谷駅周辺に来ないでほしい」
事故やトラブルを防ぐため、区は路上飲酒の禁止や警備態勢の強化など、例年以上の対策を実施。その結果、渋谷の状況がどうなっていたのかについては『《渋谷ハロウィーンルポ》「ぶっちゃけ1年に1回だから許してよ」“本気の厳戒態勢”の街にそれでも来ちゃったレイヤーたちの本音「露出が多いからかわからないんですけど、職質されて」』で取り上げた。
では、そのときの他の街の様子は一体――。ここでは、渋谷と双璧をなす東京の歓楽街・新宿のハロウィンについて紹介する。 ◆◆◆賑わいを見せる歌舞伎町の一角 10月28日（土）の18時頃、歌舞伎町周辺で一際活気にあふれていたのはトー横だった。普段から着ぐるみを身につけた若者が少なくないエリアだが、今日はいつにもまして仮装している人が目立つ。 彼らはなぜ渋谷ではなく新宿を訪れたのか。紫色の髪をした女性に聞く。「去年、渋谷のハロウィンで（写真左の）彼と友達になって、今日が1年ぶりの再会なんですよ。文藝春秋 今年の渋谷は大々的に『来てほしくない』って言ってたから、『じゃあ新宿に行ってみようかな』となりました。ただ、コスプレしている人は、思っていたよりも少ないですね。この格好自体が恥ずかしいってことはないけど……盛り上がりがイマイチで、寂しくはあるかな」 そんな彼女の寂しさを解消するかのように、夜更けが近づくにつれ、コスプレ姿の若者はどんどん増えてきた。なかでも多かったのが外国人の姿だ。幼稚園児姿の国際カップル「昼には渋谷にも行きましたが、そんなに賑やかじゃなかったので、新宿に移動してきました。 周りの人を見ているだけでも楽しいし、自分がその一部になるのも面白い。だから人が集まっていて賑やかな方が嬉しいんです。 去年の渋谷ハロウィン初日は、まだ梨泰院の事故が起こる前で皆がイベントをエンジョイしていたのがすごく良かったですね。10点満点で10点。その時と比べると、今日は7点くらいかな。やっぱりもっと盛り上がっていてほしいです。 梨泰院の事故は痛ましいものでした。ただ、とても特殊な状況で起きたもので、渋谷のハロウィンと同列に語るのは難しい部分があると思っています。万が一の事態に備えて警備態勢を整えるのには賛成ですが、今年の渋谷のようにイベントそのものをキャンセルするという選択は少し安易じゃないかな」 コスプレをする人自体が減っているのか、渋谷区の対策によって訪れる街が分散しているのか。「渋谷も新宿も盛り上がりに欠ける」と嘆く声は他にも多く聞かれた。普段はトラックドライバーとして働く“ミニスカポリス”「渋谷行ったらコスプレしてる人があんまりいないし、そもそも警備がすごくて全然遊べない感じだったから、『渋谷キモいからトー横集合で！』って新宿に来ました。 こっちの方がやりやすいっす。お酒も飲めるし動き回れるし、『無法地帯やなー！』って改めて思いましたね。 本番の31日は大丈夫かな？ ってのが今は不安。渋谷に行こうと思ってるけど、あんまり盛り上がらなそうじゃないですか？ 渋谷がシャバかったら歌舞伎に移動しようかな。 あ、あと、実は私はこの青の着ぐるみが私服なんです。それもあって、ハロウィンの時期は『やっと周りに馴染めてる』みたいな嬉しさもあるんですよね。 とりあえず今日はこのままこの辺りで語り尽くします」一方、池袋では…… 年々警備態勢を強化する渋谷とは対照的に、ハロウィンを通じた来街を積極的に呼びかける代表的な自治体が豊島区だ。〈「今年、記念すべき10周年を迎える『池袋ハロウィンコスプレフェス』は、年々来場者数が増えるとともに、皆様の笑顔と楽しさが溢れる、国内最大級のコスプレフェスへと成長を遂げました。行政としても、地域の皆様とともに、子どもたちや女性がフェスティバルを存分に楽しめる環境を目指し、安全・安心な街づくりの面からしっかり応援してまいります」〉 高際みゆき豊島区長がそう表明するように、「池袋ハロウィンコスプレフェス」会場は今年も多くの人で賑わっていた。「ハロウィンに参加するのは1回目。楽しかったです。いつもとは違う洋服を着たり、お化粧をしたり、そういうのが楽しかったです」と語るのは、9歳の女の子。 お父さんに話しを聞くと「渋谷は治安が悪そうなんで……。池袋はお金を払ってやっているので、そういうところのほうがいいかな」という。 渋谷区が厳戒態勢を敷いた今年のハロウィン。その対策には1億円以上の費用がかかったとされる。これから、日本のハロウィンはどうなっていくのか。自治体ごとの対応のあり方が問われる。（「文春オンライン」編集部）
では、そのときの他の街の様子は一体――。ここでは、渋谷と双璧をなす東京の歓楽街・新宿のハロウィンについて紹介する。
◆◆◆
10月28日（土）の18時頃、歌舞伎町周辺で一際活気にあふれていたのはトー横だった。普段から着ぐるみを身につけた若者が少なくないエリアだが、今日はいつにもまして仮装している人が目立つ。
彼らはなぜ渋谷ではなく新宿を訪れたのか。紫色の髪をした女性に聞く。
「去年、渋谷のハロウィンで（写真左の）彼と友達になって、今日が1年ぶりの再会なんですよ。
文藝春秋
今年の渋谷は大々的に『来てほしくない』って言ってたから、『じゃあ新宿に行ってみようかな』となりました。ただ、コスプレしている人は、思っていたよりも少ないですね。この格好自体が恥ずかしいってことはないけど……盛り上がりがイマイチで、寂しくはあるかな」
そんな彼女の寂しさを解消するかのように、夜更けが近づくにつれ、コスプレ姿の若者はどんどん増えてきた。なかでも多かったのが外国人の姿だ。幼稚園児姿の国際カップル「昼には渋谷にも行きましたが、そんなに賑やかじゃなかったので、新宿に移動してきました。 周りの人を見ているだけでも楽しいし、自分がその一部になるのも面白い。だから人が集まっていて賑やかな方が嬉しいんです。 去年の渋谷ハロウィン初日は、まだ梨泰院の事故が起こる前で皆がイベントをエンジョイしていたのがすごく良かったですね。10点満点で10点。その時と比べると、今日は7点くらいかな。やっぱりもっと盛り上がっていてほしいです。 梨泰院の事故は痛ましいものでした。ただ、とても特殊な状況で起きたもので、渋谷のハロウィンと同列に語るのは難しい部分があると思っています。万が一の事態に備えて警備態勢を整えるのには賛成ですが、今年の渋谷のようにイベントそのものをキャンセルするという選択は少し安易じゃないかな」 コスプレをする人自体が減っているのか、渋谷区の対策によって訪れる街が分散しているのか。「渋谷も新宿も盛り上がりに欠ける」と嘆く声は他にも多く聞かれた。普段はトラックドライバーとして働く“ミニスカポリス”「渋谷行ったらコスプレしてる人があんまりいないし、そもそも警備がすごくて全然遊べない感じだったから、『渋谷キモいからトー横集合で！』って新宿に来ました。 こっちの方がやりやすいっす。お酒も飲めるし動き回れるし、『無法地帯やなー！』って改めて思いましたね。 本番の31日は大丈夫かな？ ってのが今は不安。渋谷に行こうと思ってるけど、あんまり盛り上がらなそうじゃないですか？ 渋谷がシャバかったら歌舞伎に移動しようかな。 あ、あと、実は私はこの青の着ぐるみが私服なんです。それもあって、ハロウィンの時期は『やっと周りに馴染めてる』みたいな嬉しさもあるんですよね。 とりあえず今日はこのままこの辺りで語り尽くします」一方、池袋では…… 年々警備態勢を強化する渋谷とは対照的に、ハロウィンを通じた来街を積極的に呼びかける代表的な自治体が豊島区だ。〈「今年、記念すべき10周年を迎える『池袋ハロウィンコスプレフェス』は、年々来場者数が増えるとともに、皆様の笑顔と楽しさが溢れる、国内最大級のコスプレフェスへと成長を遂げました。行政としても、地域の皆様とともに、子どもたちや女性がフェスティバルを存分に楽しめる環境を目指し、安全・安心な街づくりの面からしっかり応援してまいります」〉 高際みゆき豊島区長がそう表明するように、「池袋ハロウィンコスプレフェス」会場は今年も多くの人で賑わっていた。「ハロウィンに参加するのは1回目。楽しかったです。いつもとは違う洋服を着たり、お化粧をしたり、そういうのが楽しかったです」と語るのは、9歳の女の子。 お父さんに話しを聞くと「渋谷は治安が悪そうなんで……。池袋はお金を払ってやっているので、そういうところのほうがいいかな」という。 渋谷区が厳戒態勢を敷いた今年のハロウィン。その対策には1億円以上の費用がかかったとされる。これから、日本のハロウィンはどうなっていくのか。自治体ごとの対応のあり方が問われる。（「文春オンライン」編集部）
そんな彼女の寂しさを解消するかのように、夜更けが近づくにつれ、コスプレ姿の若者はどんどん増えてきた。なかでも多かったのが外国人の姿だ。
「昼には渋谷にも行きましたが、そんなに賑やかじゃなかったので、新宿に移動してきました。
周りの人を見ているだけでも楽しいし、自分がその一部になるのも面白い。だから人が集まっていて賑やかな方が嬉しいんです。
去年の渋谷ハロウィン初日は、まだ梨泰院の事故が起こる前で皆がイベントをエンジョイしていたのがすごく良かったですね。10点満点で10点。その時と比べると、今日は7点くらいかな。やっぱりもっと盛り上がっていてほしいです。 梨泰院の事故は痛ましいものでした。ただ、とても特殊な状況で起きたもので、渋谷のハロウィンと同列に語るのは難しい部分があると思っています。万が一の事態に備えて警備態勢を整えるのには賛成ですが、今年の渋谷のようにイベントそのものをキャンセルするという選択は少し安易じゃないかな」 コスプレをする人自体が減っているのか、渋谷区の対策によって訪れる街が分散しているのか。「渋谷も新宿も盛り上がりに欠ける」と嘆く声は他にも多く聞かれた。普段はトラックドライバーとして働く“ミニスカポリス”「渋谷行ったらコスプレしてる人があんまりいないし、そもそも警備がすごくて全然遊べない感じだったから、『渋谷キモいからトー横集合で！』って新宿に来ました。 こっちの方がやりやすいっす。お酒も飲めるし動き回れるし、『無法地帯やなー！』って改めて思いましたね。 本番の31日は大丈夫かな？ ってのが今は不安。渋谷に行こうと思ってるけど、あんまり盛り上がらなそうじゃないですか？ 渋谷がシャバかったら歌舞伎に移動しようかな。 あ、あと、実は私はこの青の着ぐるみが私服なんです。それもあって、ハロウィンの時期は『やっと周りに馴染めてる』みたいな嬉しさもあるんですよね。 とりあえず今日はこのままこの辺りで語り尽くします」一方、池袋では…… 年々警備態勢を強化する渋谷とは対照的に、ハロウィンを通じた来街を積極的に呼びかける代表的な自治体が豊島区だ。〈「今年、記念すべき10周年を迎える『池袋ハロウィンコスプレフェス』は、年々来場者数が増えるとともに、皆様の笑顔と楽しさが溢れる、国内最大級のコスプレフェスへと成長を遂げました。行政としても、地域の皆様とともに、子どもたちや女性がフェスティバルを存分に楽しめる環境を目指し、安全・安心な街づくりの面からしっかり応援してまいります」〉 高際みゆき豊島区長がそう表明するように、「池袋ハロウィンコスプレフェス」会場は今年も多くの人で賑わっていた。「ハロウィンに参加するのは1回目。楽しかったです。いつもとは違う洋服を着たり、お化粧をしたり、そういうのが楽しかったです」と語るのは、9歳の女の子。 お父さんに話しを聞くと「渋谷は治安が悪そうなんで……。池袋はお金を払ってやっているので、そういうところのほうがいいかな」という。 渋谷区が厳戒態勢を敷いた今年のハロウィン。その対策には1億円以上の費用がかかったとされる。これから、日本のハロウィンはどうなっていくのか。自治体ごとの対応のあり方が問われる。（「文春オンライン」編集部）
去年の渋谷ハロウィン初日は、まだ梨泰院の事故が起こる前で皆がイベントをエンジョイしていたのがすごく良かったですね。10点満点で10点。その時と比べると、今日は7点くらいかな。やっぱりもっと盛り上がっていてほしいです。
梨泰院の事故は痛ましいものでした。ただ、とても特殊な状況で起きたもので、渋谷のハロウィンと同列に語るのは難しい部分があると思っています。万が一の事態に備えて警備態勢を整えるのには賛成ですが、今年の渋谷のようにイベントそのものをキャンセルするという選択は少し安易じゃないかな」
コスプレをする人自体が減っているのか、渋谷区の対策によって訪れる街が分散しているのか。「渋谷も新宿も盛り上がりに欠ける」と嘆く声は他にも多く聞かれた。
「渋谷行ったらコスプレしてる人があんまりいないし、そもそも警備がすごくて全然遊べない感じだったから、『渋谷キモいからトー横集合で！』って新宿に来ました。
こっちの方がやりやすいっす。お酒も飲めるし動き回れるし、『無法地帯やなー！』って改めて思いましたね。 本番の31日は大丈夫かな？ ってのが今は不安。渋谷に行こうと思ってるけど、あんまり盛り上がらなそうじゃないですか？ 渋谷がシャバかったら歌舞伎に移動しようかな。 あ、あと、実は私はこの青の着ぐるみが私服なんです。それもあって、ハロウィンの時期は『やっと周りに馴染めてる』みたいな嬉しさもあるんですよね。 とりあえず今日はこのままこの辺りで語り尽くします」一方、池袋では…… 年々警備態勢を強化する渋谷とは対照的に、ハロウィンを通じた来街を積極的に呼びかける代表的な自治体が豊島区だ。〈「今年、記念すべき10周年を迎える『池袋ハロウィンコスプレフェス』は、年々来場者数が増えるとともに、皆様の笑顔と楽しさが溢れる、国内最大級のコスプレフェスへと成長を遂げました。行政としても、地域の皆様とともに、子どもたちや女性がフェスティバルを存分に楽しめる環境を目指し、安全・安心な街づくりの面からしっかり応援してまいります」〉 高際みゆき豊島区長がそう表明するように、「池袋ハロウィンコスプレフェス」会場は今年も多くの人で賑わっていた。「ハロウィンに参加するのは1回目。楽しかったです。いつもとは違う洋服を着たり、お化粧をしたり、そういうのが楽しかったです」と語るのは、9歳の女の子。 お父さんに話しを聞くと「渋谷は治安が悪そうなんで……。池袋はお金を払ってやっているので、そういうところのほうがいいかな」という。 渋谷区が厳戒態勢を敷いた今年のハロウィン。その対策には1億円以上の費用がかかったとされる。これから、日本のハロウィンはどうなっていくのか。自治体ごとの対応のあり方が問われる。（「文春オンライン」編集部）
こっちの方がやりやすいっす。お酒も飲めるし動き回れるし、『無法地帯やなー！』って改めて思いましたね。
本番の31日は大丈夫かな？ ってのが今は不安。渋谷に行こうと思ってるけど、あんまり盛り上がらなそうじゃないですか？ 渋谷がシャバかったら歌舞伎に移動しようかな。
あ、あと、実は私はこの青の着ぐるみが私服なんです。それもあって、ハロウィンの時期は『やっと周りに馴染めてる』みたいな嬉しさもあるんですよね。
とりあえず今日はこのままこの辺りで語り尽くします」一方、池袋では…… 年々警備態勢を強化する渋谷とは対照的に、ハロウィンを通じた来街を積極的に呼びかける代表的な自治体が豊島区だ。〈「今年、記念すべき10周年を迎える『池袋ハロウィンコスプレフェス』は、年々来場者数が増えるとともに、皆様の笑顔と楽しさが溢れる、国内最大級のコスプレフェスへと成長を遂げました。行政としても、地域の皆様とともに、子どもたちや女性がフェスティバルを存分に楽しめる環境を目指し、安全・安心な街づくりの面からしっかり応援してまいります」〉 高際みゆき豊島区長がそう表明するように、「池袋ハロウィンコスプレフェス」会場は今年も多くの人で賑わっていた。「ハロウィンに参加するのは1回目。楽しかったです。いつもとは違う洋服を着たり、お化粧をしたり、そういうのが楽しかったです」と語るのは、9歳の女の子。 お父さんに話しを聞くと「渋谷は治安が悪そうなんで……。池袋はお金を払ってやっているので、そういうところのほうがいいかな」という。 渋谷区が厳戒態勢を敷いた今年のハロウィン。その対策には1億円以上の費用がかかったとされる。これから、日本のハロウィンはどうなっていくのか。自治体ごとの対応のあり方が問われる。（「文春オンライン」編集部）
とりあえず今日はこのままこの辺りで語り尽くします」一方、池袋では…… 年々警備態勢を強化する渋谷とは対照的に、ハロウィンを通じた来街を積極的に呼びかける代表的な自治体が豊島区だ。〈「今年、記念すべき10周年を迎える『池袋ハロウィンコスプレフェス』は、年々来場者数が増えるとともに、皆様の笑顔と楽しさが溢れる、国内最大級のコスプレフェスへと成長を遂げました。行政としても、地域の皆様とともに、子どもたちや女性がフェスティバルを存分に楽しめる環境を目指し、安全・安心な街づくりの面からしっかり応援してまいります」〉 高際みゆき豊島区長がそう表明するように、「池袋ハロウィンコスプレフェス」会場は今年も多くの人で賑わっていた。「ハロウィンに参加するのは1回目。楽しかったです。いつもとは違う洋服を着たり、お化粧をしたり、そういうのが楽しかったです」と語るのは、9歳の女の子。 お父さんに話しを聞くと「渋谷は治安が悪そうなんで……。池袋はお金を払ってやっているので、そういうところのほうがいいかな」という。 渋谷区が厳戒態勢を敷いた今年のハロウィン。その対策には1億円以上の費用がかかったとされる。これから、日本のハロウィンはどうなっていくのか。自治体ごとの対応のあり方が問われる。（「文春オンライン」編集部）
とりあえず今日はこのままこの辺りで語り尽くします」
年々警備態勢を強化する渋谷とは対照的に、ハロウィンを通じた来街を積極的に呼びかける代表的な自治体が豊島区だ。
〈「今年、記念すべき10周年を迎える『池袋ハロウィンコスプレフェス』は、年々来場者数が増えるとともに、皆様の笑顔と楽しさが溢れる、国内最大級のコスプレフェスへと成長を遂げました。行政としても、地域の皆様とともに、子どもたちや女性がフェスティバルを存分に楽しめる環境を目指し、安全・安心な街づくりの面からしっかり応援してまいります」〉
高際みゆき豊島区長がそう表明するように、「池袋ハロウィンコスプレフェス」会場は今年も多くの人で賑わっていた。
「ハロウィンに参加するのは1回目。楽しかったです。いつもとは違う洋服を着たり、お化粧をしたり、そういうのが楽しかったです」と語るのは、9歳の女の子。 お父さんに話しを聞くと「渋谷は治安が悪そうなんで……。池袋はお金を払ってやっているので、そういうところのほうがいいかな」という。 渋谷区が厳戒態勢を敷いた今年のハロウィン。その対策には1億円以上の費用がかかったとされる。これから、日本のハロウィンはどうなっていくのか。自治体ごとの対応のあり方が問われる。（「文春オンライン」編集部）
「ハロウィンに参加するのは1回目。楽しかったです。いつもとは違う洋服を着たり、お化粧をしたり、そういうのが楽しかったです」と語るのは、9歳の女の子。
お父さんに話しを聞くと「渋谷は治安が悪そうなんで……。池袋はお金を払ってやっているので、そういうところのほうがいいかな」という。 渋谷区が厳戒態勢を敷いた今年のハロウィン。その対策には1億円以上の費用がかかったとされる。これから、日本のハロウィンはどうなっていくのか。自治体ごとの対応のあり方が問われる。（「文春オンライン」編集部）
お父さんに話しを聞くと「渋谷は治安が悪そうなんで……。池袋はお金を払ってやっているので、そういうところのほうがいいかな」という。
渋谷区が厳戒態勢を敷いた今年のハロウィン。その対策には1億円以上の費用がかかったとされる。これから、日本のハロウィンはどうなっていくのか。自治体ごとの対応のあり方が問われる。
（「文春オンライン」編集部）