ハロウィン直前の週末、東京・渋谷区では史上最大ともいわれる厳戒態勢がとられ、大きな混乱はありませんでした。しかし、深夜になると、新たな迷惑行為が起きていました。【画像】渋谷ハロウィン コスプレバイカー警察挑発 路上飲み&爆音車も…“警戒は本番の31日”■池袋 例年に比べ多くみられた“外国人の姿”演歌歌手 小林幸子さん(69):「池袋、ハッピーハロウィン!」渋谷とならぶ繁華街の池袋では、ハロウィンのイベントが盛り上がりを見せていました。10周年を迎えたコスプレイベントには、大勢の人が参加しました。今年のイベントには一つ大きな特徴があるといいます。

イベント参加者:「海外の人が増えたかな」例年に比べ、外国人の姿が多く見られました。なぜ池袋に来たか、聞いてみました。中国人男性:「渋谷は“禁止”です。ハロウィンはだめです」中国人女性:「『渋谷に来ないで』と言われているのを知っているから」「ハロウィンの渋谷は人がいっぱいいて、とても危険。だから池袋に来ました」渋谷区の呼び掛けを受け、池袋にやってきたといいます。大田区の蒲田では、これまで子ども主体のハロウィンイベントを開催していましたが、今年は渋谷の受け皿となるべく、大人の参加者も呼び込みました。■渋谷“路上飲み&ゴミ放置” 夜が更けるにつれ…一方、その渋谷では、スクランブル交差点はまさに厳戒態勢。渋谷区は職員や警備員およそ170人をパトロール隊として動員しました。DJポリス:「ハチ公前で待ち合わせしないでください」センター街では警察官が等間隔で並び、トラブルが起きないよう目を光らせます。スクランブル交差点の人出は、去年のハロウィン本番直前の土曜日、同じ時間帯と比較してみると、減っているのが分かります。警備の効果があったのか、大きなトラブルは起きませんでしたが、夜が更けるにつれて…。パトロール隊:「こんばんは。路上飲酒禁止だから」男性:「飲んでないです」パトロール隊:「近くにゴミ箱があるから」次第に目立ってきたのが、禁止されているはずの路上飲みと、それに伴うゴミの放置です。■渋谷に響く爆音…パトロール隊員“警戒は本番の31日”さらに、パトロール隊の目線の先には、たむろするコスプレバイカーの集団がいました。警察に促され、ぞろぞろ移動をはじめたコスプレバイカーたちでしたが、パトカーを挑発するかのように、爆音でエンジンをふかし立ち去っていきました。また、パトロール中に見つけたのは、タイヤを外側に向け、車高を極端に低くした、いわゆる「ネガティブキャンバー」といわれる改造車です。よく見ると、ナンバープレートが外されています。しばらく見回りを続けていると、1本の無線が入りました。パトロール隊員:「宮下方面に『爆音車がいる』と情報。そこに向かいます」現場に急行すると、車に積んだスピーカーから大音量で音楽を流している人物に注意しにいきますが…。パトロール隊員:「あー逃げた」渋谷に響く爆音の音楽を流す車は、29日もいました。大音量で音楽を流す外国人グループにスタッフが話を聞きにいきました。外国人グループ:「(Q.何をしている?)なにもしていない」「(Q.大きな音を出す意味は?)ないですね」「(Q.いつからここにいる?)あなたが生まれる前から」まともに答えるつもりはないようです。男性らは数分滞在した後、その場を走り去っていきました。週末、大きなトラブルは起きませんでしたが、パトロール隊員が警戒するのは、やはりハロウィン本番の31日だといいます。パトロール隊員:「本番は31日(あす)なので、気を引き締めてパトロールしたい。しっかり条例・ルールを守って楽しんでいただきたい」(「グッド!モーニング」2023年10月30日放送分より)
ハロウィン直前の週末、東京・渋谷区では史上最大ともいわれる厳戒態勢がとられ、大きな混乱はありませんでした。しかし、深夜になると、新たな迷惑行為が起きていました。
演歌歌手 小林幸子さん(69):「池袋、ハッピーハロウィン!」
渋谷とならぶ繁華街の池袋では、ハロウィンのイベントが盛り上がりを見せていました。
10周年を迎えたコスプレイベントには、大勢の人が参加しました。今年のイベントには一つ大きな特徴があるといいます。
イベント参加者:「海外の人が増えたかな」
例年に比べ、外国人の姿が多く見られました。なぜ池袋に来たか、聞いてみました。
中国人男性:「渋谷は“禁止”です。ハロウィンはだめです」
中国人女性:「『渋谷に来ないで』と言われているのを知っているから」「ハロウィンの渋谷は人がいっぱいいて、とても危険。だから池袋に来ました」
渋谷区の呼び掛けを受け、池袋にやってきたといいます。
大田区の蒲田では、これまで子ども主体のハロウィンイベントを開催していましたが、今年は渋谷の受け皿となるべく、大人の参加者も呼び込みました。
一方、その渋谷では、スクランブル交差点はまさに厳戒態勢。渋谷区は職員や警備員およそ170人をパトロール隊として動員しました。
DJポリス:「ハチ公前で待ち合わせしないでください」
センター街では警察官が等間隔で並び、トラブルが起きないよう目を光らせます。
スクランブル交差点の人出は、去年のハロウィン本番直前の土曜日、同じ時間帯と比較してみると、減っているのが分かります。
警備の効果があったのか、大きなトラブルは起きませんでしたが、夜が更けるにつれて…。
パトロール隊:「こんばんは。路上飲酒禁止だから」男性:「飲んでないです」パトロール隊:「近くにゴミ箱があるから」
次第に目立ってきたのが、禁止されているはずの路上飲みと、それに伴うゴミの放置です。
さらに、パトロール隊の目線の先には、たむろするコスプレバイカーの集団がいました。
警察に促され、ぞろぞろ移動をはじめたコスプレバイカーたちでしたが、パトカーを挑発するかのように、爆音でエンジンをふかし立ち去っていきました。
また、パトロール中に見つけたのは、タイヤを外側に向け、車高を極端に低くした、いわゆる「ネガティブキャンバー」といわれる改造車です。よく見ると、ナンバープレートが外されています。
しばらく見回りを続けていると、1本の無線が入りました。
パトロール隊員:「宮下方面に『爆音車がいる』と情報。そこに向かいます」
現場に急行すると、車に積んだスピーカーから大音量で音楽を流している人物に注意しにいきますが…。
パトロール隊員:「あー逃げた」
渋谷に響く爆音の音楽を流す車は、29日もいました。大音量で音楽を流す外国人グループにスタッフが話を聞きにいきました。
外国人グループ:「(Q.何をしている?)なにもしていない」「(Q.大きな音を出す意味は?)ないですね」「(Q.いつからここにいる?)あなたが生まれる前から」
まともに答えるつもりはないようです。男性らは数分滞在した後、その場を走り去っていきました。
週末、大きなトラブルは起きませんでしたが、パトロール隊員が警戒するのは、やはりハロウィン本番の31日だといいます。
パトロール隊員:「本番は31日(あす)なので、気を引き締めてパトロールしたい。しっかり条例・ルールを守って楽しんでいただきたい」
(「グッド!モーニング」2023年10月30日放送分より)