ユーチューブ上で芸能人らを繰り返し脅迫した罪などに問われている元参議院議員のガーシー被告の2回目の公判が東京地裁で始まり、証人としてガーシー被告の母親とジャニー喜多川氏の性加害を告白してきた元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏が証言することが明らかになりました。
ガーシー被告、本名・東谷義和被告(52)は去年2月から8月にかけ、ユーチューブ上で俳優の綾野剛さんら3人を繰り返し脅迫した常習的脅迫の罪などに問われています。
初公判でガーシー被告は起訴内容を概ね認めたものの、弁護側は脅迫の常習性について争う方針を示しています。
きょう午後1時半からは2回目の公判が開かれていますが、この場で証人としてガーシー被告の母親とカウアン・オカモト氏が証言することが明らかになりました。
ガーシー被告は今年3月、兵庫県の実家などが警視庁の家宅捜索を受けた際、動画を通じて母親が70歳を超えることを明らかにし、「うちの母親だけはやめてください」と涙ながらに反発していました。
また初公判でガーシー被告は、母親が保釈後の立ち直りを支援するため引っ越してきたとして、「母親を裏切り悲しませることは絶対にできません」と述べていました。