愛媛県新居浜市の市立中学校で2020年、男性教諭が生徒の制服の襟をつかんで、大声で怒鳴るなど不適切な指導をしていたことが、1日、市教委への取材で判明した。男性教諭は21年1月付で行政処分を受けた。
【写真】傷だらけのスーツケースと父の10年 大津いじめ自殺 市教委によると、男性教諭が職員室で複数の男子生徒を立たせ、うち1人の襟をつかんで大声で怒鳴るなどしたという。当時の外国語指導助手(ALT)の男性がスマートフォンで、その様子を撮影してSNSに動画を投稿し、外部から20年12月に指摘があった。市教委は、男性教諭とALTの男性に聞き取り調査し、男性教諭を行政処分にした。懲戒処分でないため、処分内容は非公表。 当時、動画を確認した高橋良光教育長は「生徒を突き飛ばす(体罰のような)ことは記憶にないが、行き過ぎた指導だった。二度と起こらないようにしている」と話した。【鶴見泰寿】
市教委によると、男性教諭が職員室で複数の男子生徒を立たせ、うち1人の襟をつかんで大声で怒鳴るなどしたという。当時の外国語指導助手(ALT)の男性がスマートフォンで、その様子を撮影してSNSに動画を投稿し、外部から20年12月に指摘があった。市教委は、男性教諭とALTの男性に聞き取り調査し、男性教諭を行政処分にした。懲戒処分でないため、処分内容は非公表。
当時、動画を確認した高橋良光教育長は「生徒を突き飛ばす(体罰のような)ことは記憶にないが、行き過ぎた指導だった。二度と起こらないようにしている」と話した。【鶴見泰寿】