先週、茨城県の常陸利根川の水門近くで、大量のハクレンがジャンプしている様子が撮影された。
撮影者によれば、50m後ろまで魚の跳ぶ行列があり圧巻だったが、近くに魚の死骸もあり、ニオイもひどかったという。
たくさんの魚が、バシャバシャと音を立て飛び跳ねている。
水面からは数えきれないほどの背びれも見え、辺り一面、大量の魚が泳いでいる。
先週、茨城県にある常陸利根川の水門近くで撮影された映像に、その様子が映っていた。
撮影した人は、「圧巻。50m後ろまで、魚の跳ぶ行列があったが、ニオイがすごくて…」と当時の状況を話した。
現場の近くには魚の死骸もあり、ひどいニオイがしていたという。
利根川に詳しい専門家によると、この魚たちは、“集団ジャンプ”で有名なハクレンだということだ。
なぜ、この場所で大発生したのだろうか。
かすみがうら市水族館・小林誠館長は、「(ハクレンは)産卵のために、集団で川をさかのぼる習性がある。ただ、水門があったので、それ以上は上れずに…」と解説した。
本来、ハクレンの繁殖時期は、6月から7月。専門家によれば、今年は例年に比べて水温が高いため、時期がずれた可能性があるということだ。
(「イット!」 8月23日放送より)