沖縄県の沖縄本島周辺は3日、台風6号の暴風域を抜けた。3日間にわたり欠航が続いた那覇空港では臨時便が運航し、台風の再接近前に搭乗しようとする観光客らで混雑した。
台風6号がUターン…なぜ迷走? 要因は太平洋高気圧と偏西風 県などのまとめによると、これまでに2人が死亡し、40人以上が重軽傷を負った。沖縄電力によると、3日午後6時現在、県内全戸数の2割近い約11万戸が停電。本島のほぼ全域で5日までに復旧する見通しだが、台風の再接近で遅れが出る可能性もあるという。

沖縄県内の空港では7月31日以降、台風による欠航が県外と国外の路線を合わせて少なくとも593便に達し、約11万人に影響した。那覇空港では、臨時便のチケットを確保しようとする観光客らで航空各社の窓口には長蛇の列ができた。 東京都豊島区の男性(43)は妻(42)と小学生の子ども3人と家族5人で7月27日から5泊6日の日程で沖縄に滞在予定だったが、2日間の延泊を余儀なくされた。宿泊先も停電し、子どもたちとトランプで遊ぶなどして過ごしたという。 男性は「普段どんなに便利な環境にいるか、日常のありがたさを実感した。アクティビティー(レジャー活動)はほとんどできなかったが、家族と向き合う貴重な時間になった」と前向きに語った。 阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で6日に開幕する全国高校野球選手権記念大会に出場する沖縄尚学のナインは、予定より1日遅れの3日に出発した。【比嘉洋、喜屋武真之介】
県などのまとめによると、これまでに2人が死亡し、40人以上が重軽傷を負った。沖縄電力によると、3日午後6時現在、県内全戸数の2割近い約11万戸が停電。本島のほぼ全域で5日までに復旧する見通しだが、台風の再接近で遅れが出る可能性もあるという。
沖縄県内の空港では7月31日以降、台風による欠航が県外と国外の路線を合わせて少なくとも593便に達し、約11万人に影響した。那覇空港では、臨時便のチケットを確保しようとする観光客らで航空各社の窓口には長蛇の列ができた。
東京都豊島区の男性(43)は妻(42)と小学生の子ども3人と家族5人で7月27日から5泊6日の日程で沖縄に滞在予定だったが、2日間の延泊を余儀なくされた。宿泊先も停電し、子どもたちとトランプで遊ぶなどして過ごしたという。
男性は「普段どんなに便利な環境にいるか、日常のありがたさを実感した。アクティビティー(レジャー活動)はほとんどできなかったが、家族と向き合う貴重な時間になった」と前向きに語った。
阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で6日に開幕する全国高校野球選手権記念大会に出場する沖縄尚学のナインは、予定より1日遅れの3日に出発した。【比嘉洋、喜屋武真之介】