これまで小室圭さんは、進路やさまざまな問題に関して、すべて眞子さんの指示を仰いできた。ところが彼の“栄転”により、潮目が大きく変わりそうだ。自立した小室さんが向かう先はワシントン。そこに眞子さんの姿はない──。
【写真】サーフブランドのTシャツ姿の小室圭氏。奥にはデートする眞子さん。他、フリース揃えの2人のデート、麗しき佳子さまの姿も「秋篠宮ご夫妻は2年前、世間の逆風のなか断腸の思いで眞子さんと小室さん夫婦の『渡米したい』という希望を受け入れました。秋篠宮家関係者は、外務省や警察庁、航空会社や不動産業者など多方面に奔走し、小室さん夫婦の『ニューヨークでの安全な生活』を実現させたのです。それなのに、早くも小室さんがそれに満足できなくなり、出て行こうとしているとは……。秋篠宮ご夫妻の胸中を思うと、無念でなりません」(宮内庁関係者)

結婚から2年を迎えようというところで、小室さん夫婦の“婦唱夫随”の関係性に変化がみられているという。「小室さんは、新しい部署に異動した関係で、単身でニューヨークを離れることになるとみられています」(在米ジャーナリスト) 6月中旬、小室さんが勤務する法律事務所「ローウェンスタイン・サンドラー」内で配置転換が行われたことが明らかになった。新部署は「Global Trade & National Security」。直訳すると「国際貿易と国家安全保障」だ。OMM法律事務所の米盛泰輔弁護士が解説する。「簡単にいうと、国をまたいだ貿易や投資に関する規制に対応する部署です。アメリカには、輸出入や投資に関してさまざまな法律があります。例えば、アメリカにおいて一定規模以上の企業買収をする際には、事前に申請をする必要があり、審査を通さなければなりません。また、中国との取引は特別な法律で厳しく制限されていますし、ロシアや北朝鮮、キューバとの取引は禁止されています。 国外との取引を希望するクライアント企業が、そうした法律に違反しないようにアドバイスを行う、というような仕事内容です」 ウクライナ情勢の影響もあり、この分野は「経済安全保障」の観点から、昨今急速に注目度を上げているという。「アメリカ政府と、国外との貿易や投資を希望する大企業との間に立つ立場ですから、事務所にとって重要な部署といっていい。この分野を究めて独立すれば、さらなるステップアップも可能でしょう」(米盛さん) 正式に弁護士登録されてからわずか4か月にもかかわらず、小室さんが“栄転”した理由について、前出の在米ジャーナリストが分析する。「小室さんは、元皇族の夫であり、将来の天皇の義兄にあたります。“コネ社会”のアメリカにおいて重宝されるのは当然でしょう。“契約が成立したら、眞子も交えてディナーをしましょう”“訪日の予定があるなら、天皇陛下に連絡しておきますよ”くらいのパフォーマンスは、当然期待されているでしょうね。 小室さんを通じて、日本の皇室やその周辺と縁ができるとなれば、彼の存在は事務所内でもかけがえのないものと見なされるでしょう」 新部署では、アメリカ政府の動向や方針をしっかりと理解し、クライアント企業に正しく伝える必要がある。そのため、業務にかかわる弁護士は、自ずとアメリカ政府筋にコネクションができるという。「小室さんの所属する部署は、主に司法省や国防省、国土安全保障省、商務省、財務省と密に連携をとっているそうです。国益を左右するような案件を扱う可能性もありますから、政府と太いパイプが必要なのもうなずけます。アメリカにおいて、そういった政府組織は、首都で、大統領官邸(ホワイトハウス)のあるワシントンD.C.に集中していて、その分野の担当の多くはそこに住んでいる」(前出・在米ジャーナリスト) それは小室さんの所属する法律事務所においても例外ではない。「国際貿易と国家安全保障」チームは12人で構成されている。そのうち、リーダー以下、9人がワシントン勤務なのだ。ニューヨークから車で4時間半。いまの自宅から通える距離ではない。「小室さんも近い将来、同僚たちと同じように、拠点をニューヨークからワシントンへ移すことが濃厚です。しかし、眞子さんは、さまざまな事情を鑑みて、ニューヨークに残ることを決断するのではないでしょうか」(前出・在米ジャーナリスト)眞子さんは博士号を取っていない 眞子さんが渡米を望んでからというもの、宮内庁をはじめとして、多くの日本の政府組織が陰になり日向になりふたりを支えてきた。「移住に際して、在ニューヨーク日本国総領事館には、通院やビザ取得など、ふたりの相談に乗ったり、身の回りのお世話をしたりする『小室家担当』が置かれました。渡米直後、秋篠宮ご夫妻とも面識のある外務省職員の森美樹夫氏が新たにニューヨーク総領事に赴任。ご夫妻は、お住まいの赤坂御用地内にある赤坂東邸で森氏と接見されました。眞子さんのことを頼んだとみるのが自然でしょう」(前出・宮内庁関係者) 眞子さん自身は「必要ない」と考えたとしても、いくら民間人になったとはいえ、「天皇陛下の姪」であり、「将来の天皇の姉」である以上、ニューヨークで暮らすためには、それだけの「小室家シフト」が必要なのだ。「もしワシントンに移り住むことになれば、ワシントンにある日本大使館に新たに『小室家担当』を作らねばなりません。ニューヨーク総領事を“身内”にしたことでもあらぬ注目を招いたのに、さらにワシントンまで、というわけにはいかないでしょう」(前出・宮内庁関係者) 立場上、拠点の変更は一筋縄ではいかないのだ。加えて彼女には、大切な人脈を失うかもしれないというリスクもある。メトロポリタン美術館(MET)の作品に眞子さんが解説文書を寄せた際、「翻案者」として名を連ねたジョン・カーペンター氏だ。 カーペンター氏は、歴代天皇の書道を研究するなど日本美術に造詣が深く、皇室とも以前から接点がある。METでは日本美術キュレーターとして活動しており、眞子さんが今後、かねて希望していた美術関連の仕事をする上で欠かせないキーパーソンだろう。「眞子さんは大学院を中退していて、博士号を取っていないのです。ワシントンにももちろん美術館、博物館がありますが、実力社会のアメリカにおいて、眞子さんの経歴で働くのは厳しいのではないでしょうか。その点、ニューヨークであればカーペンター氏の力添えがあるでしょうから安心です。彼女としても、せっかく世界最高峰の美術館であるMETにできたコネクションを、そうそう手放したくないでしょう」(前出・宮内庁関係者) 小室さんはキャリアのためにワシントンへ、眞子さんはニューヨークにとどまるとなれば、別居は避けられない。「小室さんがアメリカで暮らせているのも、弁護士になれたのも、弁護士になるために留学ができたのも、皇族時代の眞子さんの“お願い”と、それをサポートする人々の存在がなければ叶ったかわかりません。もし別居となれば、眞子さんは踏み台にされた格好になる」(皇室記者) 小室さんの野心は、一体どこに向かうのか。※女性セブン2023年7月13日号
「秋篠宮ご夫妻は2年前、世間の逆風のなか断腸の思いで眞子さんと小室さん夫婦の『渡米したい』という希望を受け入れました。秋篠宮家関係者は、外務省や警察庁、航空会社や不動産業者など多方面に奔走し、小室さん夫婦の『ニューヨークでの安全な生活』を実現させたのです。それなのに、早くも小室さんがそれに満足できなくなり、出て行こうとしているとは……。秋篠宮ご夫妻の胸中を思うと、無念でなりません」(宮内庁関係者)
結婚から2年を迎えようというところで、小室さん夫婦の“婦唱夫随”の関係性に変化がみられているという。
「小室さんは、新しい部署に異動した関係で、単身でニューヨークを離れることになるとみられています」(在米ジャーナリスト)
6月中旬、小室さんが勤務する法律事務所「ローウェンスタイン・サンドラー」内で配置転換が行われたことが明らかになった。新部署は「Global Trade & National Security」。直訳すると「国際貿易と国家安全保障」だ。OMM法律事務所の米盛泰輔弁護士が解説する。
「簡単にいうと、国をまたいだ貿易や投資に関する規制に対応する部署です。アメリカには、輸出入や投資に関してさまざまな法律があります。例えば、アメリカにおいて一定規模以上の企業買収をする際には、事前に申請をする必要があり、審査を通さなければなりません。また、中国との取引は特別な法律で厳しく制限されていますし、ロシアや北朝鮮、キューバとの取引は禁止されています。
国外との取引を希望するクライアント企業が、そうした法律に違反しないようにアドバイスを行う、というような仕事内容です」
ウクライナ情勢の影響もあり、この分野は「経済安全保障」の観点から、昨今急速に注目度を上げているという。
「アメリカ政府と、国外との貿易や投資を希望する大企業との間に立つ立場ですから、事務所にとって重要な部署といっていい。この分野を究めて独立すれば、さらなるステップアップも可能でしょう」(米盛さん)
正式に弁護士登録されてからわずか4か月にもかかわらず、小室さんが“栄転”した理由について、前出の在米ジャーナリストが分析する。
「小室さんは、元皇族の夫であり、将来の天皇の義兄にあたります。“コネ社会”のアメリカにおいて重宝されるのは当然でしょう。“契約が成立したら、眞子も交えてディナーをしましょう”“訪日の予定があるなら、天皇陛下に連絡しておきますよ”くらいのパフォーマンスは、当然期待されているでしょうね。
小室さんを通じて、日本の皇室やその周辺と縁ができるとなれば、彼の存在は事務所内でもかけがえのないものと見なされるでしょう」
新部署では、アメリカ政府の動向や方針をしっかりと理解し、クライアント企業に正しく伝える必要がある。そのため、業務にかかわる弁護士は、自ずとアメリカ政府筋にコネクションができるという。
「小室さんの所属する部署は、主に司法省や国防省、国土安全保障省、商務省、財務省と密に連携をとっているそうです。国益を左右するような案件を扱う可能性もありますから、政府と太いパイプが必要なのもうなずけます。アメリカにおいて、そういった政府組織は、首都で、大統領官邸(ホワイトハウス)のあるワシントンD.C.に集中していて、その分野の担当の多くはそこに住んでいる」(前出・在米ジャーナリスト)
それは小室さんの所属する法律事務所においても例外ではない。「国際貿易と国家安全保障」チームは12人で構成されている。そのうち、リーダー以下、9人がワシントン勤務なのだ。ニューヨークから車で4時間半。いまの自宅から通える距離ではない。
「小室さんも近い将来、同僚たちと同じように、拠点をニューヨークからワシントンへ移すことが濃厚です。しかし、眞子さんは、さまざまな事情を鑑みて、ニューヨークに残ることを決断するのではないでしょうか」(前出・在米ジャーナリスト)
眞子さんが渡米を望んでからというもの、宮内庁をはじめとして、多くの日本の政府組織が陰になり日向になりふたりを支えてきた。
「移住に際して、在ニューヨーク日本国総領事館には、通院やビザ取得など、ふたりの相談に乗ったり、身の回りのお世話をしたりする『小室家担当』が置かれました。渡米直後、秋篠宮ご夫妻とも面識のある外務省職員の森美樹夫氏が新たにニューヨーク総領事に赴任。ご夫妻は、お住まいの赤坂御用地内にある赤坂東邸で森氏と接見されました。眞子さんのことを頼んだとみるのが自然でしょう」(前出・宮内庁関係者)
眞子さん自身は「必要ない」と考えたとしても、いくら民間人になったとはいえ、「天皇陛下の姪」であり、「将来の天皇の姉」である以上、ニューヨークで暮らすためには、それだけの「小室家シフト」が必要なのだ。
「もしワシントンに移り住むことになれば、ワシントンにある日本大使館に新たに『小室家担当』を作らねばなりません。ニューヨーク総領事を“身内”にしたことでもあらぬ注目を招いたのに、さらにワシントンまで、というわけにはいかないでしょう」(前出・宮内庁関係者)
立場上、拠点の変更は一筋縄ではいかないのだ。加えて彼女には、大切な人脈を失うかもしれないというリスクもある。メトロポリタン美術館(MET)の作品に眞子さんが解説文書を寄せた際、「翻案者」として名を連ねたジョン・カーペンター氏だ。
カーペンター氏は、歴代天皇の書道を研究するなど日本美術に造詣が深く、皇室とも以前から接点がある。METでは日本美術キュレーターとして活動しており、眞子さんが今後、かねて希望していた美術関連の仕事をする上で欠かせないキーパーソンだろう。
「眞子さんは大学院を中退していて、博士号を取っていないのです。ワシントンにももちろん美術館、博物館がありますが、実力社会のアメリカにおいて、眞子さんの経歴で働くのは厳しいのではないでしょうか。その点、ニューヨークであればカーペンター氏の力添えがあるでしょうから安心です。彼女としても、せっかく世界最高峰の美術館であるMETにできたコネクションを、そうそう手放したくないでしょう」(前出・宮内庁関係者)
小室さんはキャリアのためにワシントンへ、眞子さんはニューヨークにとどまるとなれば、別居は避けられない。
「小室さんがアメリカで暮らせているのも、弁護士になれたのも、弁護士になるために留学ができたのも、皇族時代の眞子さんの“お願い”と、それをサポートする人々の存在がなければ叶ったかわかりません。もし別居となれば、眞子さんは踏み台にされた格好になる」(皇室記者)
小室さんの野心は、一体どこに向かうのか。
※女性セブン2023年7月13日号