元「モーニング娘。」後藤真希の弟でタレントの後藤祐樹(36)が千葉・八街市議選(8月20日告示、同27日投開票)に出馬の意向を固めたことが30日、分かった。
後藤は、2000年にソニンとアイドルユニット「EE JUMP」でデビューするも未成年でのキャバクラ通いなど素行不良で02年に芸能界を引退。07年には強盗傷害で逮捕され服役した。
22年に過去の不祥事を謝罪し、芸能活動を再開。格闘家の朝倉未来がアドバイザーを務める1分格闘技「BreakingDown(ブレイキングダウン)」に出場し、2戦2勝と格闘家としても活躍した。
先月25日には格闘技大会「競拳23」で、高岡蒼佑と「芸能界を一度、ドロップアウトした者同士」での異色対戦で勝利を収めていた。試合後には「色々と(格闘技の)オファーがかかっているんですけど、ちょっと今回で最後にしようかな」と引退を示唆していた。
プライベートでは05年に結婚し3児をもうけたが07年に離婚。15年に妻・千鶴さんと再婚し、19年から八街市に移住している。自身のユーチューブチャンネルに夫婦で出演し、生活の様子などを公開している。
「後藤さんは妻の千鶴さんと不妊治療をしています。そうした中で、八街市を子供を育てやすい場所にしたいという思いを強くしたようです」(関係者)
今年4月の東京・千代田区議選では、同じくブレイキングダウンに出場した「べーやん」こと濱辺紘一郎が出馬し、後藤は街頭演説で応援に駆け付けていた。
取材に後藤は市議選出馬に向け準備していることを認め、「近日中に会見を開きたい」と話した。