中古車販売大手「ビッグモーター」店舗前の街路樹が各地で枯れている問題で、国土交通省は28日、国管理の国道沿いを調べたところ、111店舗中10店舗で枯れていたことを確認した。
同省は今後、現地の土壌調査を行い、除草剤がまかれていたか調べる方針だ。
同省は10カ所の店舗名を公表していないが、街路樹が枯れていたり、過去5年程度で枯れて伐採されていたりしたという。
調査は26日から実施していた。同省は今後、枯死が確認された箇所で土壌の成分を分析。除草剤がまかれたことが確認された場合、警察への被害届の提出や、原因者を特定した上で損害賠償請求を行うことも検討する。