河野デジタル大臣がきのう言及した、マイナンバーカードの名称変更について、松野官房長官は、「政府として検討しているものではない」と明言しました。
松野博一官房長官「あくまで個人的な見解を述べたものであると承知しています。政府として名称変更について検討しているものではありません」
河野大臣は、きのうのNHKの報道番組の中で、マイナンバー制度とマイナンバーカードの違いが一般的に理解されていないとして、「次に更新する時にはマイナンバーカードという名前をやめた方がいいのではないかと個人的に思っている」と述べていました。
一方、松野長官は、マイナンバーカードを自主返納する動きが相次いでいることについて、「政府としてはカードの廃止数について把握しているが、理由の詳細までは把握をしていない」と述べるにとどめました。