兵庫県内の警察署に勤務する男性一般職員(37)が署内で保管している現金約10万円を横領したとして、兵庫県警は6月30日、この職員を業務上横領容疑で書類送検した。 「交際女性を経済的に助けるために、現金を渡した」などと話しているという。 兵庫県警本部(神戸市中央区) 兵庫県警・監察官室によると、職員は2023年3月、広報用のパネルを購入するために地元の防犯協会などから寄付された現金9万9000円を自身の口座に振り込み、着服した疑いが持たれている。 同年5月に、業者から警察署へ連絡があり、パネル代金未払いの事実が発覚した。 男性職員は2022年1月以降、交際していた女性に家賃の支払いや、奨学金の返済などの名目で繰り返し金銭を求められ、親族や消費者金融などから約2100万円の借金をしていたという。 職員は6月30日付で停職1か月の懲戒処分を受けたが、同日辞職した。 兵庫県警・監察官室は「「県民の皆さまからの信用を失墜する行為。職務倫理教養と業務管理を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。
兵庫県内の警察署に勤務する男性一般職員(37)が署内で保管している現金約10万円を横領したとして、兵庫県警は6月30日、この職員を業務上横領容疑で書類送検した。
「交際女性を経済的に助けるために、現金を渡した」などと話しているという。
兵庫県警・監察官室によると、職員は2023年3月、広報用のパネルを購入するために地元の防犯協会などから寄付された現金9万9000円を自身の口座に振り込み、着服した疑いが持たれている。 同年5月に、業者から警察署へ連絡があり、パネル代金未払いの事実が発覚した。 男性職員は2022年1月以降、交際していた女性に家賃の支払いや、奨学金の返済などの名目で繰り返し金銭を求められ、親族や消費者金融などから約2100万円の借金をしていたという。 職員は6月30日付で停職1か月の懲戒処分を受けたが、同日辞職した。