３日のＴＢＳ「ひるおび」では、前日２日に河野太郎デジタル相がＮＨＫ「日曜討論」に出演し、トラブルが続発しているマイナンバーカードの名称変更案を語ったことなどを取り上げた。
河野大臣はマイナンバー制度自体については「行政の様々な分野で今現実に日々使われています」と説明。一方でマイナンバーカードについては「同じ名前を付けたものですから、マイナンバー制度とマイナンバーカードというものが、かなり世の中で混乱してしまっていて」と指摘した。そのうえで「次にカードを更新する時にはマイナンバーカードという名前を辞めたほうがいいんじゃないかと私は個人的に思っているんですが」と語った。
「マイナンバーをどういうことに行政では使っていて、カードは何のためのものなのか。世の中にしっかり説明していく必要があると思っています」としていた。
「ひるおび」では、街の声などで、名称の問題ではないとして、否定的な意見が多いことを伝えた。
立川志らくは「マイナンバーカードは知らない人はいないわけだから、これを名称変えたらさらにパニックになるんじゃないですか」と指摘。「河野大臣もなんか国民に浸透してないって、我々のせいにされても。ちゃんと懇切丁寧に説明しないと」と求めていた。