奈良県生駒市を流れる川で、水が鮮やかな緑色に変色しているのが見つかりました。川沿いには赤色の物質が付着していて、水に触れると緑色に変わることが確認されています。
午前5時ごろ、奈良県生駒市で竜田川が緑色になっているのを通行人が見つけました。
市などが調査したところ、竜田川の上流にあるモチ川の手すり柵に赤色の粉のようなものが付着していて、水をかけると変色したということです。水路の壁や道路にもおよそ20メートルにわたって粉が付着していて、ここから緑色の水が流れ込んだとみられています。
水質検査の結果、毒性は確認されておらず、魚が泳いでいる様子も確認できていることから、人体や生態系に影響はないとみられています。
市は、水には触れず、農業用としても使わないよう呼びかけています。