大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。金もねえ、時間もねえ某広告代理店の営業レディからキャバ嬢に転身したのが22歳の頃でした。週5で激務をこなし、気づけばもうとっくにアラサーです。苗字をくれる男と、温かい家庭と、駅ちか新築物件に憧れる毎日。まさに限界ホステスです。 その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、恋愛やモテに役立つ情報を発信しています。 ◆そのLINE、キモいです 出張先で羽を伸ばして、もしくは取引先の担当者さんとご接待で、はたまたパートナーには秘密にしたいけれどプライベートで……などなど様々なシチュエーションでキャバクラを利用することがあると思います。 その際に気に入ったキャバ嬢と連絡先を交換したとします。せっかく意中の彼女の連絡先を手に入れたのですから、その先の展開を期待することもあるでしょう。期待していただいて大いに結構。 大好きなあの子とLINEをやりとりするのですから、ぜひ彼女のハートを射止めて欲しいところです。しかし、意図せずして嫌われてしまう、キモがられてしまうパターンも。 「俺は客だ!キモいとはなんだ!」という方は勝手に嫌われたらいいと思いますが、そうでない方が、ましてや愛する読者の皆さまが、どこの馬の骨とも知れないキャバ嬢に「見てこれ」「こいつまじキモい」「ウケる」と、ロッカールームで恰好のネタになっているのは私も心苦しい。 そこで今回は、キャバ嬢が嫌う「キモいLINE」の事例を5つあげ、解説したいと思います。 ◆〕儼錣里覆だご嶇 仕事のできるキャバ嬢ほどLINEがマメです。特にキャバクラビギナーの女の子にとっては、マメなLINE営業が必須です。それも一重に、指名客ひいては太客に応援していただくため。 けっして趣味でやっているわけではありません。「おはよう」「おやすみ」「今からお風呂だよ」「今週は名古屋へ出張だよ」など、特に用件のない世間話にも彼女たちは応じてくれますが、それはお客様に気に入っていただき、来店してお金を使っていただくためです。 来店するつもりがないのに延々と用件のないLINEを送り続けるのはNG。彼女たちは無料で利用できるチャットレディではありません。
◆▲瓮鵐悒蘚な発言 キャバ嬢は同伴中、お店の営業時間中は当然なかなかスマホをチェックできません。「今から〇名で行くよ。席は空いているかな?」などの問い合わせには即応答しますが、「今からお風呂だよ」等、優先度の低いLINEには翌朝に返信する、なんてことは当たり前です。 そこでヤキモチをやいて長々とおかしな自作ポエムを送るくらいならまだマシですが、「もう死にます」とメンヘラなことを言い出すおじさんも中にはいます。 最初はビビって「そんなこと言わないで」「大丈夫?」と返信していましたが、何べんも同じことが続いたので、最終的には「余計な仕事を増やすな!」と、イライラしっぱなしでした。

◆ざ遒碓きをしているつもり 「サイゼリヤデートに応じてくれるか」「割り勘にイヤな顔をしないか」等を、女性の誠意を計るバロメーターにしている男性がいらっしゃると聞きます。 お客様の中にも「同伴じゃないならごはん行ってもいいよ」「日曜日のランチなら付き合えるけど」など、おかしなことをあえておっしゃり、こちらの反応を試すアンポンタンがいらっしゃいます。
「キミのことはキャバ嬢としてではなく、1人の女性として見ているし……」。はいはい。黙れ。お店を介さない男女の関係になりたい、ひいてはお金を使いたくないなどの魂胆は丸見えです。 ◆ゥ疋ツイ下ネタ お酒を飲んで気が大きくなった際にちょっとHな内容のLINEを意中のキャバ嬢に送ってしまい、翌朝後悔する……なんてことを経験した方もいらっしゃると思います。
「朝ならバイアグラなしでも頑張れます!」「ふやけるまで舐めます」「キミと無限発射編なんて、どう?」。いや、どう?って聞かれましても。とはいえ、この程度ならまだまだおちゃのこさいさい。可愛いです。
「〇曜日の同伴なんだけど、~っていうラブホのルームサービスが美味しいらしいですよ。いかがですか?」など、キモい打診をされるとイライラしかしません。
◆SNSで自分の送ったLINEが晒されないように… 今回は、キャバ嬢が嫌う「キモいLINE」の事例を5つあげ、解説しました。身に覚えのある読者の皆様はお気をつけあそばせ。 キャバ嬢というお仕事は営業職です。ありとあらゆる手段でお客様の心を掴み、ご来店いただくのが彼女たちのお仕事です。趣味で、ボランティアでやっているわけではありません。よく覚えておきましょう。 また、昨今は晒し行為も横行しています。もちろん、個人情報をSNS等で拡散するような行為は絶対に許されないものです。とはいえ、それが横行してしまっているのも事実。ご自身の身はご自身で守りましょう。 人様に見られて恥ずかしいものは、キャバ嬢にも見せないことです。今晩も節度を守って楽しい夜遊びを。 <文/みずえちゃん>