衆議院の本会議で不規則発言を行ったれいわ新選組の櫛渕万里衆院議員に対して、「10日間の登院停止」とする懲罰処分が正式に決定しました。
櫛渕議員は先月18日の本会議で、鈴木財務大臣に対する不信任決議案の採決の際、壇上で「与党も野党も茶番」と書かれた紙を掲げながら、議長の許可なく発言したなどとして、きのう開かれた懲罰委員会で櫛渕議員に対し、「10日間の登院停止」とする案が可決されました。
「登院停止」は2番目に重い処分です。
さきほど開かれた衆議院の本会議ではこの懲罰案に対する採決が行われ、自民党や公明党、日本維新の会などの賛成多数で正式に決まりました。
衆議院で懲罰が課せられるのは16年ぶりです。