2009年から去年にかけて、5人の女性に性的暴行を加えたなどの罪に問われた男について、横浜地裁は懲役29年の判決を言い渡しました。
赤間靖浩被告(59)は2009年から去年にかけ、横浜市内の複数のマンションに侵入し、合わせて5人の女性に対しナイフを突きつけて頭を殴り、性的暴行を加えて現金を奪うなどした罪に問われています。
このうち、2009年の事件については赤間被告が女性を姦淫したかが争われていました。
横浜地裁はきょうの判決で、赤間被告による姦淫を認定した上で、「女性の自宅を下見するなど執拗で卑劣極まりない計画的な犯行で、再犯のおそれも否定できない」として、懲役29年を言い渡しました。
裁判で検察側は懲役30年を求刑する一方、弁護側は懲役18年を主張していました。