鳥取県米子市岡成の大山トム・ソーヤ牧場で1日、雄のアルパカ「あられ」(6歳)の毛刈りが行われた。
アルパカは南米原産で、涼しく乾燥する気候を好む。そのため毎年この時期に、1歳から14歳までの雄雌4頭の毛刈りをしている。
この日は「アルパカ舎」でスタッフ4人が、横になったあられの脚を抱えたり顔を布で覆って恐怖心を和らげたりしながら、顔まわりを残して、2~3キロになる全身の毛をバリカンで刈り取った。隣の飼育スペースからは、娘の「つきみ」(1歳)が顔をのぞかせて見守った。
毛刈りは今月末までに終える予定。スタッフの山内悠太さん(23)は「冬とは違い、たてがみを広げたライオンのような愛らしい姿を見に来て」と話していた。