福井海上保安署は4日、福井市川尻町の砂浜に、船舶が緊急時に上空に打ち上げて使う「落下傘付き信号」が漂着したと発表した。
火薬を使用しており、暴発の危険がある。同様のものを見かけたら、触らずに海上保安庁などに連絡するよう呼びかけている。
発表では、信号は長さ約30センチ、直径約5センチで、未使用の状態。表面に中国語と英語が書かれていた。同日朝、地域住民が発見し、同保安署に通報した。
通常は船舶に備え付けられ、遭難した際などに打ち上げると、燃えながら発光し、遠方に居場所を伝えることができるという。