東京・町田市で26日、暴力団幹部の男性が拳銃で殺害された事件で、逮捕された男との間に金銭トラブルがあったとみられることがわかった。
26日夜、JR町田駅近くのコーヒー店で、特定抗争指定暴力団山口組系の鈴木英東幹部(51)が拳銃で少なくとも3発撃たれ死亡した。
事件のおよそ4時間後に、神奈川県内の警察署に拳銃1丁を持って出頭した佐々木誠容疑者(58)が銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されているが、その後の取材で、佐々木容疑者と鈴木幹部の間に金銭トラブルがあったとみられることがわかった。
鈴木幹部は、コーヒー店に佐々木容疑者と話し合いをするために訪れた直後に撃たれたとみられていて、警視庁は佐々木容疑者の発砲事件への関与も含めて調べている。