隣に座っていたら、ついつい二度見しちゃいそう……。
あまりにもユニークすぎる「荷物」を携えて新幹線に乗ったというユーザーがツイッターに現れた。
こちらは2023年5月19日、深海魚専門アパレルブランド「lavca.m」の公式ツイッターに投稿された画像。新幹線の座席のテーブル横に立てかけられているのは細長い……なんだろう? 骨?
投稿者である「lavca.m」代表の田原舞さんは画像と共に、こう呟いている。
なんと、タカアシガニの脚、だった。そんなこと、ある!?
田原さんは「電車では隣の方が隠す気ないくらい凝視してたよ」とも呟いているが、それはそうである。だって、隣に座っている人が謎の骨っぽい何かと旅をしているのだから……。
衝撃的な投稿に対し、ツイッター上ではこんな声が。
田原さんはなぜタカアシガニの脚を持っていたのか。そしてタカアシガニの脚と、どこへ行こうとしていたのか。Jタウンネット記者は22日、田原さんに話を聞いた。
田原さんがタカアシガニの脚と旅をしていたのは、5月19日。写真は東京~三島間の新幹線内で撮影したもので、ある仕事の撮影のため、千葉から静岡までタカアシガニの脚を運搬している最中だった。
車で運んだことはあったものの、電車および新幹線で持ち運んだのは初めてだったと語る田原さん。
話題のタカアシガニの脚は観音崎自然博物館(神奈川県横須賀市)で開催されていた「あにぷらまつり」というイベントで購入したもので、すでに標本済みのため匂いは皆無。しかしやはり、運搬にはなかなかの苦労があったらしい。
田原さんがまず困ったのは、タカアシガニの脚の「入れ物」だ。
脚が微妙な角度をしているため、ぴったり入れられるものがなく、結果として布を巻いたが、それも長さが足りずに脚の付け根が見えてしまうことに。
さらに、布に巻いているとはいえそのまま持つわけにもいかず大きなバッグに入れたのだが……。
大きな骨らしきものを運搬していたことで、移動中はたくさんの人にチラチラ……どころか、結構しっかりめに「凝視」されてしまったそうだ。
街中でも、そしてツイッターでも大きな注目を集めた「タカアシガニの脚」。ツイッターでの反響について田原さんは「タカアシガニ本体の写真があるわけでもなく、少し見えた脚の部分の写真しか載せていないのにこんなに多くの反響をいただいてびっくりしました」とコメント。
そして、タカアシガニについて次のように語った。