大分県大分市の中学校で昼食の時間に「君が代」を流した生徒が教師に指導されたと報道され、SNSで話題となっている。 OBS大分放送が30日に報じた。それによると、29日に生徒3人が昼食の時間に校内放送で「君が代」を流したら、教師から「ふさわしくない」と指導があったという。普段はポップスを流していたそうだ。
この報道にネットは敏感に反応。SNSでは「『ふさわしくない』の中身は何なのだろうか」「自分の国の歌を流すのは素敵なことではないのか」「昼飯のBGMにしちゃダメでしょ」「国歌はそれなりの場、それなりの姿勢で流すものです」と指導に対して賛否が寄せられていた。
いずれにせよ「ふさわしくない」とはどういうことだったのか。大分県教育委員会の担当者は「所管する中学校の事案ではありません」とした上で、「具体的なことについては確認しているところです」と話した。
報道に接した人から問い合わせもあるという。「『どういうことなのか把握した方がいいのではないか』『検討してきちんとした方がいいのではないか』というご意見をいただいています」と前出の担当者は明かした。