広島県尾道市消防局は3日、勤務先の尾道西消防署内で同僚の金を盗んだとして、窃盗容疑で地検尾道支部に書類送検された消防士の男(25)を、懲戒免職処分にしたと発表した。
発表によると、男は、3月19日午後3時頃、仮眠室へ忍び込み、同僚2人の財布から1万2000円を盗んだ疑い。
上司が男の所持品を調べたところ、2人が書き留めていた記番号と一致する紙幣を持っていたという。男は「2月以降に計6回やった」と容疑を認めているという。
記者会見した坂本勉局長は「消防局内で窃盗事件が発生したことは極めて遺憾。今後はより一層、職員の綱紀粛正に努める」と謝罪した。