北九州市教育委員会は3月31日、市立特別支援学校の男性事務職員(31)を減給10分の1(5か月)、市立中学の男性教諭(37)を停職3か月の懲戒処分とした。
事務職員は昨年5~9月、教員の共済組合関係書類など8件を放置し、状況を尋ねた上司に虚偽の説明をした。事務職員は2021年にも書類の偽造などで停職6か月の懲戒処分を受けていた。
教諭は昨年12月~今年1月、正式な届け出をせずに22日間欠勤し、校長らの電話や訪問にも応じなかった。深刻な体調悪化で動けなかったなどと理由を説明したが、欠勤中に高校の採用試験を受けたことなどが判明したという。